- 発行日 :
- 自治体名 : 山形県飯豊町
- 広報紙名 : 広報いいで 2025年4月号
このコーナーでは、町内外で活躍する町民の方に活動や町への思いをお聞きします。今回は、飯豊シルバーサポート会会長の那須絹子さん(萩生)を紹介します。
◆ほのぼのサロン参加者の笑顔が元気の源
今回話を伺ったのは、ほのぼのサロンを運営する飯豊シルバー会会長の那須絹子さん。ほのぼのサロン(以下「ほのぼの」)とは、高齢者の介護予防を目的としたサロン(集まりの場)です。町内では15カ所で月曜日から金曜日に開催されています。那須さんは、ほのぼのについて、
「ほのぼのは、65歳から90代までの124名が会員となっています。私たちは、ほのぼののマネージャーとして、脳トレーニング(以下「脳トレ」)、介護予防運動、レクリエーションを会員の皆さんとともに楽しみながら行っています」。
また、マネージャーになったきっかけについて、
「マネージャーをしていた近所の方に誘われたのがきっかけです。初めはできるか心配でしたが、いざ始めてみたら、明日皆さんと何をしようか考えたり、当日体を動かしたり、自分にプラスになることが多く、引き受けて良かったと感じています」。
ほのぼのサロンでは、脳トレ、介護予防運動、レクリエーションを30分ずつ行っています。
「脳トレとしてよく行うのは、しりとりです。初めは通常のしりとり、次は2文字の言葉だけのしりとり、次は3文字の言葉だけというように、だんだん難しくなります。しりとりは一人ではできないので、皆さん楽しんでくれていますね。介護予防運動では、体に負担を掛けない運動を研修で学び、スクワットや指の体操など行っています。レクリエーションでは、輪投げや風船バレーなど、参加者が簡単にできて楽しめるものを取り入れています」。
5月号に続きます