文化 [特集] 戦後80年 平和をつなぐ
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- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県福島市
- 広報紙名 : ふくしま市政だより 令和7年8月号
80年前、自分が自分らしく生きられない日々がありました。
必要なものが手に入らず、突然の空襲警報に脅(おびや)かされる日々がありました。
元気だった父や兄たちが、無言で帰ってきた日々がありました。
そして広島と長崎では、一発の原子爆弾で多くの命が奪われ、今なお苦しむ方々がいます。
戦後80年を迎えた今年、未来を担う中学生が被爆地広島を訪れ、戦争や核兵器の悲惨さ、そして平和や命の大切さを学び、考え、その成果を未来へつなぎます。
◆中学生広島派遣事業
8月5日から7日にかけ、市内21人の中学生を「福島市中学生平和大使」として広島に派遣します。
広島では、平和記念式典へ参加し、平和記念資料館などの見学や被爆者本人の講話を聴講するほか、全国から集まる青少年との交流などによる平和学習を行います。
中学生の学びの成果は、各学校や福島市戦没者追悼式において報告します。
◆核兵器廃絶平和都市宣言
世界の恒久平和は人類共通の願いです。
福島市においても、核兵器のない世界を願い、昭和61年2月1日に「核兵器廃絶平和都市宣言」を行いました。
◆市内に投下された模擬原子爆弾
1945年7月20日午前8時30分頃、現在の渡利字沼ノ町に1つの爆弾が落とされ、少年1人が亡くなりました。
落とされた爆弾は米軍の原子爆弾の投下訓練によるもので、同年8月9日に長崎に落とされた原爆(ファットマン)と同型の模擬原爆でした。爆弾の破片は、亡くなった少年の遺族から瑞龍寺(ずいりゅうじ)へ預けられました。
住職の亘理(わたり)さんは、「爆弾により我が子を亡くされた親御さんの怒りや悲しみなどが、破片を寺へ預けることにつながった。その親御さんの思いを受け止め、破片が伝える戦争の不条理さを未来につなぎ、平和について考えていきたい」と語ります。
◆黙(もく)とうのお願い
戦争により亡くなられた方のご冥福(めいふく)と世界恒久平和を祈り、1分間の黙とうを捧げましょう。
広島の原爆投下時間:8月6日(水)午前8時15分
長崎の原爆投下時間:8月9日(土)午前11時2分
戦没者を追悼し平和を祈念する日:8月15日(金)正午
◆「人権と平和展」サテライト開催
「男女共同参画についてのあなたからのメッセージ」や「はがきに綴る中学生平和へのメッセージ」の入賞作品のほか、人権や平和に関する展示を行っています。
ぜひご覧ください!
とき:8月22日(金)正午まで
ところ:市民センター1階ロビー(大ホール前)
◎福島市中学生平和大使
※詳細は本誌P.2~P.3をご覧ください。
問い合わせ:総務課
【電話】525-3701