くらし [特集]毎日エゴマで健康長寿(1)
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- 自治体名 : 福島県田村市
- 広報紙名 : たむら市政だより 令和7年5月号
■フリーアナ鏡田さんをエゴマサポーターに委嘱
市は2月5日、フリーアナウンサーの鏡田辰也さんを市農林水産物振興サポーター(エゴマサポーター・通称エゴマ大使)に委嘱しました。福島市のラジオ福島本社スタジオにおいて、鏡田さんのラジオ番組の中で、市長から鏡田さんに委嘱状を交付し、その後、2人で「たむらのエゴマ油」の特徴や効能などをPRしました。今回は、その様子をご紹介します。
鏡田:本日、61歳になりました。そうした中、特別ゲストをお呼びしています。田村市の白石市長です。今日はどういった理由で、ラジオ福島に来られたんですか?
市長:今日が鏡田さんのお誕生日とお聞きして、田村市からやって参りました。
鏡田:たむらのエゴマ油は素晴らしく、毎日飲んでいます。
市長:鏡田さんが毎日飲んでいると伺っています。その縁から、ぜひエゴマ大使になってください。
鏡田:アナウンサー歴38年になりましたが、大使を拝命するのは初めてです。
※スタジオ内で委嘱状交付式を開催。
鏡田:(委嘱状を受け取り)ありがとうございます。エゴマと出会って2年。これからもエゴマの魅力を発信していきます。
市長:もう一つ、サプライズプレゼントです。エゴマ油を持ってきました。引き続き、ご愛飲ください。
鏡田:たむらのエゴマ油は、GI登録されているんですよね。
市長:そうです。たむらのエゴマ油は、品質も保証されています。それともう一つ、エゴマ大使の名刺です。
鏡田:名刺には、エゴマ油が描かれています。改めてGIマークとは、どんなマークか、お聞かせください。
市長:(GI制度とは)農林水産省が農産物など地域の知的財産を保護する制度で、ブランド価値を守るものです。たむらのエゴマ油の場合、きちっとした品質管理とともに、契約農家が市エゴマ振興協議会の定める栽培基準を守り、丁寧に作っていることが評価されました。
鏡田:元々、田村市にはどのようなエゴマの歴史があったのでしょうか?
市長:市が合併する前の船引町時代に、エゴマを栽培し、日本で初めて食用のエゴマ油を作った農家がいました。現在もその技術を継承して、丁寧に作っています。
鏡田:私がエゴマに触れたのが、緑小の閉校記念イベントでした。そこで食事をした際に、エゴマ油をご紹介いただきましたね。
市長:同席した市議会議長から「奥さんからエゴマ油の効能を聞いて毎日、ヨーグルトに入れて食べている」という話でしたね。議長は、※「半年ぐらいで血圧が下がり、(血圧を低下させる)薬の服用をやめた」とのことでした。
鏡田:そんな素晴らしい効能があると聞いて、私と市長の交流が始まったんですよね。最初は、スプーン1杯を毎日飲んでいましたが、飽きないようにヨーグルトにかけて食べています。そうした食べ方でもいいですか?
市長:ばっちりです。
鏡田:いろんな食べ方があるんですね。
市長:その通りです。エゴマ油に含まれているα-リノレン酸は熱に弱いので、納豆やヨーグルト、サラダにかけるなどが望ましいですね。
鏡田:クセがないため、味の邪魔をしないのが魅力的ですよね。たむらのエゴマ油には、どんな特徴やこだわりがありますか?
市長:全て手作業にこだわっているのも特徴の一つです。エゴマを手作業で刈り取り、選別し、丁寧に搾油する。このことが、今回のGI登録にもつながりました。
鏡田:α-リノレン酸は、体にどのような効能がありますか?
市長:田村市産のエゴマには、搾油した油全体から60%以上のα-リノレン酸が検出されることが、日本食品分析センターの試験結果で分かっています。α-リノレン酸は、体内で代謝され、EPAやDHAに変換されます。