- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県南相馬市
- 広報紙名 : 広報みなみそうま 2025年5月1日号
◆当初予算の主な事業
[新規]は新規事業、[拡充]は拡充事業
政策の柱ごとの主要事業を紹介します。
≪政策の柱1≫教育・学び
○[新規]中学校屋内運動場空調設備整備事業
近年の気候変動などを踏まえ、子どもたちの学びの場、災害時の避難所として活用される学校体育館への空調設置について、国の補助を活用しながら、順次導入を進めていきます。【1676万円】
(概要)
・原二中屋内運動場空調設置実施設計
・小高中屋内運動場空調設置実施設計
○外国語教育推進事業
継続的な教育を通じて、英語によるコミュニケーション能力の向上を目指します。【7290万円】
(概要)
・外国語検定料支援(対象:中学生全員(1回/年))
・外国語教育推進アドバイザー派遣(年4回)
・英検Jr受験料支援(対象:小高小学校5~6年生)
・東京グローバルゲートウェイ研修(対象:実施を希望する中学校の3年生)
・フォニックス学習(発音と文字の関係性を学ぶ音声学習法)
・多読用英語図書の購入(市内小学校)
≪政策の柱2≫こども・子育て
○はぐパパ応援育休取得促進奨励金
男性の育児参加を促進するため、育児休業を取得した男性労働者に対し、奨励金を支給します。【2138万円】
(概要)
・対象者:市内に住所を有し、会社などで雇用されている方(雇用保険の被保険者)
・支給額:5万円(7日以上1カ月未満)20万円(1カ月以上)
○幼保小中給食費無料事業【2億2882万円】
○幼保保育料無料事業【4905万円】
○乳幼児子ども医療費助成事業【1億1506万円】
≪政策の柱3≫健康・医療・福祉
○[拡充]感染症予防事業
感染症の予防と拡大防止を図るため、知識の普及啓発や定期接種を実施します。【3億7102万円】
(概要)
・定期接種に65歳の高齢者などを対象とした帯状疱疹を追加しました。(65歳を超える方については、5歳年齢ごとに令和11年度まで5年間の経過措置を設けます。)
○[拡充]メタボ対策事業
健康意識の向上、健康行動の拡大を図るため、健康ポイントアプリを導入し、健康づくりに取り組むことを促進します。【1997万円】
(概要)
・健康アプリの導入
・市内事業所に健康経営を推進し、働き世代への健康づくりを促進
・サンサンチャレンジの推進
≪政策の柱4≫産業・しごとづくり・移住定住
○[新規]宇宙関連産業推進事業
本市が目指すイノベ重点分野などの新産業創出・育成の推進に向け、現在本市で進んでいる宇宙関連産業集積の取り組みを、地域住民の理解醸成を図りながらさらに加速させるため、関係機関との連携を図りながら各種施策を推進します。【2311万円】
(概要)
・宇宙関連産業の拡大に向けた事業基盤検討支援業務委託
・情報収集及び各団体との関係構築
○園芸作物集出荷団地整備事業
農業者の所得と生産環境・生産意欲を向上させ、市内外の消費者へ豊かな食生活を提供し地元農産物の認知度向上を図るため、高品質で高付加価値な流通・加工機能を備えた物流拠点を整備します。【41億7515万円】
(概要)
総事業費:約71億円
整備施設:集出荷貯蔵施設、卸売市場、農産物加工施設
建設地:原町区上高平字柳町地内
敷地面積:約1.9ha
供用開始:令和8年度
≪政策の柱5≫都市基盤・環境・防災
○住宅購入等世帯定住促進事業奨励金
本市への移住・定住の促進、地域の世代間支え合い環境構築のため、移住・定住を希望する世帯などが住宅を購入する場合に奨励金を交付します。【9950万円】
(概要)
・住宅取得事業…多世代・近居・多子・移住定住世帯100万円
・加算金(住宅取得事業)…特定区域加算(20キロ圏内)・移住定住加算25万円/空き家解体加算50万円/県外移住者80万円
≪政策の柱6≫地域活動・行財政
○新庁舎建設事業
分散した市民窓口の集約やバリアフリー化・ユニバーサルデザイン化の導入などによる市民サービスの向上及び災害対応の拠点施設としての機能強化などを図るため、新庁舎を整備します(令和11年度開庁予定)。【1億1369万円】
(概要)
・新庁舎建設実施設計
・新庁舎オフィス環境設計整備業務
≪政策の柱7≫原子力災害復興
○小高区街なか賑わい創出事業(小高区復興拠点)
各世代や地域内外を対象とした各種事業、地域住民と移住者が交流できる事業を開催し、地域の活性化とにぎわいの創出を図ります。【6756万円】
(概要)
・多世代交流事業
・子ども・子育て世代向け事業
・高齢者向け事業 など
問合せ:財政課
【電話】24-5225