- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県伊達市
- 広報紙名 : だて市政だより 2025年3月号
「つながりを広める」
よく市外の人から「伊達市には、おいしい農畜産物や豊かな自然、深い歴史など全国に誇れるものがたくさんあるよね。けど、それが十分に知られていないよね」と言われます。私自身、東京や北海道、量販店などでのトップセールス、東京ドームや都内イベントでのPRなど、出来る限り出向いて伊達市を売り込んでいますが、まだまだ足りないと反省しています。
さて、ここ最近、全国の市町村とのつながりが増えてきています。内容を今月号で紹介しているのでご覧ください。
2月2日には、伊達氏初代・伊達朝宗(だてともむね)ゆかりの地である「茨城県筑西市」と友好交流協定を締結しました。筑西市誕生20周年記念式典と併せて行われ、その式典に参加していた筑西市と交流のある北海道や東京、西日本の自治体とつながることができました。早速、その中のある自治体とはイベント参加に向けた具体的な話し合いが始まっています。
2月7日には、おにぎりを通じて伊達鶏のおいしさを全国に発信するため、「おにぎりサミット2025」に参加しました。東京の有名店「鳥よし」の店主猪股善人(いのまたよしと)さん監修の「伊達鶏の肉みそおにぎり」は大好評でした。このサミットを通じて北は北海道から南は九州の10自治体とつながることができました。
また、友好交流ではありませんが、2月10日に、人工衛星を活用した水道漏水調査を共同で実施するため、宮城県内の5自治体と協定を締結しました。この協定を機に水道以外での連携に発展することが期待できます。
伊達市のブランドメッセージは「#幸せがじゅずつなぎになるまち伊達」です。伊達市の魅力を市内外に発信していくキャッチコピーとして市民ワークショップで考案されました。重要なのが“じゅずのようにつながっていくこと”です。友好都市の友好都市は友好都市ですので、ひとつのつながりを大切にさらにつながりを広めていきたいと思っています。
須田 博行