- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県伊達市
- 広報紙名 : だて市政だより 2025年10月号
伊達市保原歴史文化資料館は、10月11日(土)に伊達のおかいこ様の歴史を学べる展示にリニューアルされます。このコーナーでは、国重要有形民俗文化財指定を受けた伊達市所蔵のおかいこ用具をカード形式でご紹介します。
【あそび方】
(1)切り取って集めよう(眺めるだけで楽しい!)
(2)説明を読んで学ぼう(展示の予習になる!)
(3)じゃんけん(左上)や、おかいこ度(右下)で競おう!
※詳しくは広報紙P.27をご覧ください。
No.019(グー) 土人形(つちにんぎょう)
蚕の神様をかたどった人形。素焼きの人形に薄い和紙を貼り、下地に胡粉(ごふん)を塗り前面のみ彩色されている。背面に「蚕神」の文字がある。神棚あるいは蚕室(さんしつ)に置いて養蚕成就を祈った。
No.020(チョキ) 御札(おふだ)
毎年養蚕の作業を始める前に、寺社から養蚕無事のご利益がある御札を頂き、神棚や蚕室に祀っていた。写真は養蚕の神様として信仰を集めた伊達市月舘町上手渡にある月宮(つきのみや)神社の御札。
No.021(パー) 養蚕安全糠(ようさんあんぜんぬか)
養蚕安全祈願の籾糠(もみぬか)が入った袋。籾糠は蚕の糞や食べ残した桑葉を取り除く作業の際に多く使われていた。神棚や蚕室などに置いて祈ったか、または御利益のある籾糠を養蚕の際に混ぜて使ったか使用法は不明。
問合せ:生涯学習課歴史文化まちづくり係
【電話】573-5804