- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県本宮市
- 広報紙名 : 広報もとみや 令和7年3月号
令和6年度より、各種検診(健康診査、がん検診など)の申込方法が変更となり、専用コールセンターやインターネットからの申し込みとなりました。また、検診体制の見直しも行いました。
その結果、令和6年度は、のべ15,372人の方に申し込みをいただき、特に、胃がん施設検診の受診者数が増加しました。(令和7年1月20日時点)
令和7年度も、今年度同様に実施予定ですので、ぜひ積極的に検診をお受けください。
4月初旬に、圧着ハガキにて「令和7年度各種検診のお知らせ」を検診対象者一人ずつにお送りします。また、広報もとみや4月号でも引き続きお知らせします。
※気になる症状がある方は、検診を待たずに、早めに医療機関を受診してください。
■市の検診は、お得に受けることができます!
市の検診の対象となる方は、実際にかかる費用の約1割の料金で受けることができます。年齢によっては、無料で受けられる検診もあります。
■注目「肺がん検診(結核検診)」のポイント!
▼65歳以上の方の検診※は、肺がん検診と結核検診を兼ねていますので、肺がんおよび結核の早期発見に有効です。
※65歳以上の方は、感染症法により、年1回の結核検診を受けることが義務付けられています。
結核は、過去の病気ではありません。福島県内では、令和5年度結核新規登録患者の約7割が65歳以上の高齢者です。
かつて罹患(りかん)した方が潜伏期間を経て、高齢による免疫力の低下に伴い発症するケースが多くみられています。
▼肺がんは、全国のがん死亡数の中でいちばん多いがんです。本宮市でも、同様の状況です。
○がん死亡数の順位(2023年)
国立がん研究センターがん情報サービス「最新がん統計」より
初期には自覚症状がほとんどないのが、肺がんの怖さです。自覚症状がないので、初期の肺がんは検診でなければほとんど見つかりません。ただし、早期に発見すれば生存率が高いがんです。
また、肺がん死の二人に一人は、喫煙者でも受動喫煙者でもありません。
(国立がん研究センターがん検診受診率向上「希望の虹プロジェクト」作成リーフレットより)
たばこを吸わない方も自覚症状がない方も、40歳になったら肺がん検診を受けましょう。
問合せ:保健福祉部 保健課
【電話】24-5112