くらし 村長コラム

昨今の気候事象で「想定外」という事態が頻繁に起きてしまい、想定外でくくってしまうことが困難になり、恒常的対応策が不可欠となってきました。
2月の連日の降雪では、除雪が困難を極め十分な対応が出来ない箇所があり、通勤通学や日常生活にご不便をおかけしてしまい、誠に申し訳ありませんでした。
例年と反対に今回は中通り地方で大玉村が最も積雪量が多かったようです。除雪は村道のスクールバス路線と幹線道路を優先的に行い、その後生活道路等の対応となります。県道は県の委託業者が行うこととなっています。
今回は、近年には例のない三日三晩連続の夜間降雪であり、除雪を委託している事業者の減少のなか、深夜連続の除雪作業に当って頂き大変なご苦労をおかけしました。また、一部で農機具や手作業でのご協力もいただきました。
過去には、平成26年2月の県内全域の大雪災害の折には、除雪委託事業者以外に、農機具をお持ちの農家の皆様や村民の皆様にも自主的に除雪をしていただきました。
改めて、今回の事例を教訓に来年度からの除雪体制を、農家の皆さまや村民の皆様のご協力をいただきながらどのように進めるかを協議してまいりたいと思いますので、皆さんのご協力をよろしくお願いします。
大玉村長　押山利一