くらし 地域おこし協力隊通信 vol.2

町内で活動する地域おこし協力隊の取組を紹介するコーナー「地域おこし協力隊通信」。協力隊員の活動の様子や地域の皆さんとの交流、日々の想いなどを、お届けします。
柳津に新しい風を運ぶ協力隊の姿に、ぜひご注目ください!

■農業を通じた、地域活性化への一歩!
◇協力隊員プロフィール
氏名:柴 弘和
着任時期:令和5年1月
出身地:福島県須賀川市
活動内容:地域農業の継承

◇活動レポート
活動3年目を迎えました農業担当の地域おこし協力隊の柴です。農業に関心があり、雄大な自然の中で働きたいという思いがあり、柳津町の地域おこし協力隊に応募しました。
1年目、2年目は、石神地区にある「アグリネクスト」でカスミソウやトマト栽培の研修を受けました。農作業は初めての経験でしたが、学ぶことすべてが新鮮で、毎日楽しく作業できました。
さらに2年目には、「会津ガーリック」でもお手伝いをさせていただき、新たにニンニク栽培の知識が学べるいい機会となりました。
そして最後となった今年1年で就農などの準備を進めています。

◇農閑期の活動
晩秋から雪解けの時期までは、就農に向けたさまざまな研修を受けました。トラクターの運転免許の取
得や、農業経営に関すること、自動操縦技術や有機農業の現状など幅広い分野について学ぶことができました。
今年の田植えの時期には、農作業の自動操縦を見る機会があり、ハンドルを握らずともまっすぐ進むトラクターを見て、これからの農業を感じました。

◇地域課題、一歩一歩
冬の間、町で生産したナタネを搾ってできた菜種油の容器にラベル貼りの作業を手伝いました。今年の搾油量は昨年の倍になり、現在、販売拡大に向け活動しています。
菜種油は自然の香りが楽しめます。興味をお持ちの方は、「道の駅やないづ」にて購入できますので、ぜひご賞味ください。