- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県西郷村
- 広報紙名 : 広報にしごう 令和7年9月号
■9月10日は「下水道の日」です
村の下水道は、平成6年(1994年)から順次使われはじめ、30年以上が経ちました。まだまだ現役ですが、下水道管の寿命はおよそ50年といわれており、これからが転換期です。
下水道の現状をお知らせしますので、今後も安心して使っていただくために、皆さんのご協力をお願いします。
◆下水道使用料の使い道
皆さんからいただいた下水道使用料は、下水道の維持・管理等に使われています。令和5年度決算(使用世帯や会社を1使用者として、総使用者数7,315件)では、1使用者あたりの収入31,966円に対し、支出は57,486円でした。支出の内訳は、下図のとおりです。
引き続き安心してご利用いただけるよう、維持管理に取り組んでいきます。
[図]1使用者あたりの支出57,486円の内訳
※下水道に関する支出には、上記の項目のほか、人件費や整備工事に関するもの等があります。
◆こんなものを下水道に流していませんか?
異物が混じると、下水道管が詰まったり、ポンプ等の設備が壊れてしまいます。下水道が逆流して使えなくなるだけでなく、復旧には時間と費用がかかります。
下水道は「何でも流せる場所」ではありません。皆さんの生活を守るため、下記のようなものは絶対に流さないよう、ご協力をお願いします。
○水に溶けないもの(下水道管やポンプが詰まります)
・ティッシュペーパーやおむつ等の水に溶けない紙製品
・てんぷら油やエンジンオイル等の油類
・タオル等の布製品
・髪の毛や調理くず、残飯、ビニール片、つまようじ等の固形物
○下水道設備を傷めるもの(管等が変形・腐食し、処理場の微生物が弱まります)
・ガソリンや灯油、アルコール類等の揮発性の高い危険物
・殺虫剤や農薬等の薬品類
・熱湯
◆下水道への接続をお願いします
村の下水道(公共下水道・農業集落排水)が整備されている区域にお住まいで、まだ接続していない方は、地域の生活環境をよりよくするために、ぜひ接続をお願いします。
また、下水道区域以外の方で、「単独処理浄化槽」や「汲み取り便槽」を使っている方は、家庭内全ての生活排水を処理できる「合併処理浄化槽」への切り替えをお願いします。
詳細は、上下水道お客様センター(【電話】25-2962)までお問い合わせください。
◆これからの下水道について-答申書が提出されました
西郷村上下水道事業経営審議会では、村長からの諮問に応じ、「適正な下水道使用料の在り方」について慎重に検討を行いました。その結果として、7月14日(月)、柴﨑直明会長から村長へ、4回の審議を経た答申書が提出されました。
答申では、消費税の改定によるものを除きこれまで30年以上使用料の改定が行われておらず、現在の収入では運営費用を賄えていないこと、今後は人口減少で使用料収入がさらに減る見込みであること等から、使用料の改定が必要との内容が盛り込まれています。
この答申を受け、村では今後、使用料の改定を検討していきます。
問合せ:上下水道課(業務係)
【電話】25-2912
■不足額給付金について
定額減税調整給付金の支給額に不足額が生じた方等を対象に以下のとおり不足額給付金を支給します。
○不足額給付金とは
(1)令和6年度に実施した調整給付の算定をする際、令和5年所得を基にした推計額(令和6年分推計所得税額)を用いて算定したことにより、令和6年分所得税および定額減税額の実績額が確定したのちに算定した本来給付すべき金額と調整給付額に差額が生じた場合に、その差額相当額をお支払いする給付
(2)青色事業専従者・事業専従者等で合計所得金額が48万円を超える方で、所得税および個人住民税の所得割について定額減税前の税額が0円であって、低所得世帯向け給付(令和5年度非課税給付・均等割のみ課税給付、令和6年度非課税化給付・均等割のみ課税化給付)の対象世帯の世帯主・世帯員に該当していない等の一定の要件を満たす方へ、最大定額減税相当額をお支払いする給付
○提出期限
10月31日(金)
○その他
給付の対象となる方および対象となる可能性のある方へ、8月中旬に給付に関するご案内を下図(※本紙参照)の封筒で送付しています。
調整給付受給者等で、村に口座を登録していない方は、送付した書類への記入と必要書類の提出が必要です。
※令和6年中に村内へ転入した方で、(2)の給付金に該当する方は、村で把握しきれていない可能性がありますので、該当する可能性のある方は下記までお問い合わせいただくか、村ホームページをご覧いただき、要件等をご確認ください。
問合せ:税務課(賦課係)
【電話】25-1113
■自衛官採用試験について
○自衛官候補生
自衛官となるために必要な基礎的教育訓練を経て、任用期間が定められた「任期制自衛官」に任官します。
応募資格:18歳以上33歳未満の方
受付期間:年間を通じて行っています。
試験期日:受付時にお知らせします。
合格発表:試験時にお知らせします。
入隊時期:令和8年3月下旬から4月上旬
○自衛隊奨学生
各自衛隊の装備品の研究開発や文学(語学)、法学の分野で活躍する有能な人材を養成するため、選考による採用で学資金を貸与して修学を助成します。卒業後は所定の手続きにより、一般幹部候補生として採用されます。
応募資格:大学、大学院、高等専門学校等で理学、工学、文学または法学を専攻し、正規の課程を修了する年の4月1日現在で26歳未満の方(大学院在学者は28歳未満の方)
受付期間:10月10日(金)まで
試験期日:11月8日(土)・9日(日) ※9日は予備日
合格発表:令和8年1月29日(木)
採用時期:令和8年4月上旬
※内容は変更になる場合があります。
問合せ:自衛隊福島地方協力本部 白河地域事務所
【電話】24-0372