くらし 福祉情報

■9月は世界アルツハイマー月間です
9月は、国際アルツハイマー病協会(ADI)が、認知症への理解をすすめ、本人や家族への施策の充実を図ることを目的に1994年に制定した「世界アルツハイマー月間」です。
認知症は、誰もがなる可能性のある病気で、早期発見・治療が大切です。厚生労働省によると、2040年には65歳以上の高齢者のおよそ3人に1人が認知症かMCI(軽度認知障害)になると推計しています。今回は、認知症の一歩手前の状態であるMCI(軽度認知障害)についてご紹介します。

○MCI(軽度認知障害)とは
「脳の機能が健常な状態」と「認知症」の中間の段階で、認知症と診断される一歩手前の状態です。MCIの方は記憶力や認知機能が低下している自覚があるものの、日常生活は問題なく送れている状態です。MCIはそのまま放置してしまうと認知症に進行しますが、早期発見・早期の対策・予防を行うことで、症状の改善や認知症の発症を遅らせることができる可能性があります。

○具体的な症状・サイン
以下の症状がある方や認知機能低下が気になる方は医療機関に相談しましょう。
・物忘れの自覚がある
・何度も同じことを聞く、話す
・約束を忘れてしまうことが増えた
・忘れ物や探し物が増えた
・前日の食事が思い出せない
・注意力が低下した
・突然道に迷ったことがある

○物忘れ・MCI相談看護外来について
認知症疾患医療センターである福島県立ふくしま医療センターこころの杜では、認知症看護認定看護師による専門的な相談窓口を開設しています。相談の申込みについては下記までお問い合わせください。(完全予約制です。)

問合せ:
・県立ふくしま医療センターこころの杜 認知症疾患医療センター(担当/川上)【電話】42-3111(※受付期間…平日10:00~11:30)
・健康推進課(高齢者支援係)【電話】25-3910

■認知症カフェ さわやか高原森のカフェ開催について
認知症の方とその家族の方、地域の皆さん、誰もが気軽に参加して、「はなしをする」、「はなしを聞いてもらう」、「認知症について知る」ことのできるカフェスタイルの交流の場です。
村地域包括支援センター職員による相談会も実施していますので、気軽にお立ち寄りください。
日時:9月4日(木)13:30~15:00(途中参加・退出可)
場所:村保健福祉センター
内容:認知症・介護相談、介護申請
参加費:100円(お茶菓子代)

問合せ:
・健康推進課(高齢者支援係)【電話】25-3910
・地域包括支援センター【電話】25-5121

■認知症の普及・啓発活動の実施について
世界アルツハイマー月間に合わせて、村では、認知症および高齢者の権利擁護に関する普及・啓発活動を実施します。
日時:9月9日(火)13:30~15:00
場所:イオン白河西郷店、まるごと西郷館

問合せ:
・健康推進課(高齢者支援係)【電話】25-3910
・地域包括支援センター【電話】25-5121

■「認知症かもしれない」と思ったら 認知症の相談について
村地域包括支援センターでは、自分自身や家族、周りの方について「認知症」の疑いがあったときに、認知症や認知症患者の介護に関する相談を受け付けるほか、適切なサービスが受けられるように支援していきます。
早期発見、早期治療により認知症の進行を遅らせることもありますので、一人で悩まずに、まずは相談してみましょう。

問合せ:地域包括支援センター
【電話】25-5121

■介護予防サポーター養成講座参加者を募集します
「介護予防サポーター」とは、高齢者の積極的な健康づくりや介護予防への取り組みを応援するボランティアのことです。住み慣れた地域で、いつまでも元気に、自分らしく生活するためには、介護予防や地域の支え合い等、住民の皆さんの力が必要です。
本講座では、介護予防サポーターとして活躍するために必要なスキルや地域で取り組める体操等、介護予防活動の参考となるお役立ち情報を学べます。まずは、ご自身の健康のために参加してみませんか?
対象者:村内在住で、介護予防活動に関心のある方
募集定員:40名程度
受講料:無料
※第3回のみ、栄養講話時の実食に関する材料費200円を当日いただきます。
場所:村保健福祉センター
申込方法:9月19日(金)までに電話、または健康推進課(村保健福祉センター内)窓口へお申し込みください。
持ち物:筆記用具、動きやすい服装、運動靴(上履き)、タオル、飲み物
日程:
[第1回]10月2日(木)13:30~15:00
・介護予防サポーターの活動について知ろう
・健康づくりのための運動を体験しよう(実技)
[第2回]10月14日(火)13:30~15:00
・認知症について知ろう
・認知症予防体操を体験しよう(実技)
[第3回]10月23日(木)12:00~13:30
・栄養講話
・介護予防体操を体験しよう(実技)
[第4回]10月28日(火)13:30~15:00
・レクリエーションを楽しもう(実技)
・情報交換会
※第3回のみ開始時間が異なりますのでご注意ください。
講師:健康運動指導士、認知症看護認定看護師、管理栄養士、保健師、看護師、介護予防サポーター

問合せ:健康推進課(健康増進係)
【電話】25-1115

■ストーマの講習会・相談会について
ストーマ(人工肛門や人工膀胱)を造設した方であるオストメイトに関する講習会・相談会を以下のとおり実施します。
日時:10月15日(水)13:00~16:00
場所:白河市社会福祉協議会 会議室(白河市北中川原313)
対象者:オストメイトの方、ご家族等
参加料:無料
内容:
[第1部]講習会「ストーマケア全般と災害時のストーマ管理について」
・講師…白河厚生総合病院 皮膚・排泄ケア認定看護師 稲田ゆかり氏
[第2部]交流・相談会
先輩オストメイトの方の体験談を聞いたり、専門看護師と交流しながら、不安や困りごと等について相談ができます。

問合せ:(公社)日本オストミー協会福島県支部(西郷地区担当)
【電話】090-1217-1231

■こどもまんなか児童福祉週間標語を募集しています
毎年「こどもの日」から1週間を「こどもまんなか児童福祉週間」(5月5日~11日)と定めて、児童福祉の理念の普及・啓発のための各種行事を行っています。令和8年度の「こどもまんなか児童福祉週間」に向けて、その象徴となる標語を募集します。
募集期間:9月30日(火)まで
※郵送の場合当日消印有効
募集内容:子どもたちを応援する標語や、未来に向けての子どもたちからのメッセージとなる標語
主催者:こども家庭庁、(社福)全国社会福祉協議会、(公財)児童育成協会

問合せ:(公財)児童育成協会「標語募集」係
【電話】03-5357-1174