くらし 図書室だより

開室時間:午前9時〜午後5時
休室日:4月7日(月)、14日(月)、21日(月)、28日(月)、29日(火・祝)5月3日(土・祝)、4日(日・祝)、5日(月・祝)、6日(火・休)

◆おすすめの図書
▽一般図書
『近くも遠くもゆるり旅』益田ミリ/著(幻冬舎)
例年よりも少し厳しい冬を乗り越えて、ようやく春がやってきました。冬の寒さが厳しいほど、春を迎える喜びは大きいもの。やさしい春の日差しに誘われて、ふらっと旅に出るのもいいかもしれませんね。本書は、漫画家でエッセイストの益田ミリさんの作品。新宿御苑や上野公園から、遠くはスイス、ポーランドまで、『今日の人生』(ミシマ社)などで知られる益田さんがゆるりと紹介しています。くるみ蕎麦を食べたり、土偶を見たり、幼いころに憧れたスイス・アルプスをハイキングしたり…。目的はそれぞれですが、ほどよく肩の力のぬけた旅が、ほんのり心を癒してくれます。読むだけでも旅の気分が味わえる、ほっこりする一冊です。

▽児童図書
『こおりのせかい なんきょくへいこう』国立極地研究所/監修(ひさかたチャイルド)
南極観測船「しらせ」と南極観測隊員たちの活動について、分かりやすく紹介する写真絵本です。日本からはるか遠く離れた氷の世界・南極。過酷な環境の中で、隊員たちは、南極の自然のことや、地球のことを知るために研究を続けています。この本には、日本を出てから南極に着くまでに、船で40日もかかることや、南極の氷がくずれて流れ出した氷山は、大きなものでは、見えるところだけでも20階建てのビルと同じくらいの大きさになること、「昭和基地」には、観測を行う研究者をはじめ100人くらいの人が協力しながら暮らしていることなど、おどろきのヒミツがいっぱいです。厳しい環境の中で見られる美しい景色や、生き物たちの写真もたくさんありますよ!

◆新着図書
▽一般図書
『人は話し方が9割 2』永松茂久/著(すばる舎)
『福島の原風景と現風景』川崎興太/編/著(新泉社)
『お金が貯まる健康習慣』鎌田實、荻原博子/著(主婦の友社)
『古くて新しい今こそ大豆』村上祥子/著(東京書籍)
『楽園の楽園』伊坂幸太郎/著(中央公論新社)
『ドヴォルザークに染まるころ』町田そのこ/著(光文社)
『C線上のアリア』湊かなえ/著(朝日新聞出版)

▽児童図書
『じぶんでよめるぎょうじずかん』成美堂出版編集部/編著(成美堂出版)
『ご近所のキケン動植物図鑑』谷本雄治/文、一日一種/マンガ・イラスト(小峰書店)
『工場大ずかん』うえたに夫婦/文(偕成社)
『しじんのゆうびんやさん』斉藤倫/作、牡丹靖佳/画(偕成社)
『まさきの虎』濱野京子/作、こうの史代/絵(童心社)
『このほしのこども』吉田尚令/文・絵(あかね書房)
『ライオン』ウィリアム・ペーン・デュボア/文・絵(瑞雲舎)

◆4月23日は「子ども読書の日」、4月23日~5月12日は「こどもの読書週間」です。
今年の標語は、「あいことばはヒ・ラ・ケ・ホ・ン!」です。幼少のときから書物に親しみ、読書の喜びや楽しみを知り、ものごとを正しく判断する力をつけておくことが、子どもたちにとってどんなに大切なことか…。子どもに読書を勧めるだけでなく、大人にとっても子どもの読書の大切さを考えるとき、それが「こどもの読書週間」です。

お問い合わせ先:楢葉町図書室(楢葉町コミュニティセンター3階)
【電話】0240-25-4730(月曜・祝日休館)