- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県楢葉町
- 広報紙名 : 広報ならは 第670号 令和7年11月号
『あなたは大丈夫?健診でわかる楢葉町の塩分事情』
9月に実施した総合健診での「推定塩分摂取量」検査の結果が届きました。
そこで、今回は「推定塩分摂取量」の結果を皆さまにお伝えします。総合健診を受けた方は、健診結果をお手元に用意して、今回の記事をご覧ください。
◆皆さんの塩分摂取量をお伝えします!
下の表は、一人当たりの推定塩分摂取量です。福島県と日本全体の結果と比べてみましょう。
昨年と同様、男女ともに福島県よりも塩分摂取量は少ないという結果でした。また、全国と比較すると、男性は全国平均よりも塩分摂取量が少ない一方で、女性の塩分摂取量は多いという結果でした。

◆男女での違いはあるの?
それでは、皆さんの塩分摂取の状況を、もう少し詳しく見てみましょう。

男性の約半数、女性の6割は一日当たりの塩分摂取量が10g未満でした。男性の方が塩分摂取量が多いのは、男性と女性とでは食事量が異なる(男性の方が食事量が多い)傾向を反映しているためだと思われます。
健診結果がお手元にある方は、ご自身の塩分摂取量を是非とも確認して、今日から取り組めそうな事柄を考えてみましょう。
◆塩分摂取量と血圧との関係は?
血圧が高くなる、というのは、皆さんもご存知だと思います。そこで、血圧の判定結果と塩分摂取量との関係を確かめてみましょう。

血圧の判定結果と塩分摂取量との関係は、去年と概ね同じような結果となりましたが、治療中の方々の塩分摂取量が減少傾向にありました。「血圧の薬をもらっているから、濃い味付けでも大丈夫!」と考えずに、普段の食事にも気を付けている方が増えている様子が窺われます。
高血圧をはじめとした生活習慣病の改善には、お薬を飲むことも大切ですが、生活習慣の見直しも重要です。5年後のご自身のために、今からできることを考えましょう。
今月の中旬に開催される「健診結果説明会」では、医師や管理栄養士と個別に相談することができます。生活習慣や療養生活を見直すきっかけになりますので、是非ともお越しください(詳細は15ページ)。
また、9月の総合健診を受けそびれた方のために、11月29日に追加健(検)診を実施します。推定塩分摂取量の測定もできますので、申込方法等は12ページをご覧ください。
