- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県双葉町
- 広報紙名 : 広報ふたば 2025年10月 災害版 No.173
ようやく過ごしやすい季節となりましたが、10月も気温が高くなるとの見通しです。台風が発生する時期でもありますので、日ごろから十分な備えをお願いいたします。
8月27日、伊藤忠彦復興大臣、大串正樹経済産業副大臣がイオン双葉店を視察されました。オープンから1カ月が過ぎ、町内はもとより、近隣町村からも多くの方が来店されております。
今後もJR双葉駅を中心としたまちづくりを進め、双葉町体育館・公民館跡地に飲食店3店舗が入居する公設商業施設や旧東邦銀行を改修したシェアオフィスなどの整備に尽力していきます。
8月28日と29日の二日間、産業交流センターの屋外でF-BICCイベント実行委員会主催の「ふたば星空夜市」が開催されました。同時開催の「小さな一歩プロジェクト ふたば飲み」と併せ、星空の下で音楽と映画、グルメを楽しむ多くの来場者で賑わいました。
8月30日、LOVE FOR NIPPON主催の「ただいま おかえり双葉の夏2025」が開催されました。350年以上の伝統がある新潟県三条市「三条凧合戦」の「双葉場所」としてこれまで行われてきましたが、今年からは名称を新たに「双葉凧合戦」として三条凧協会の皆さまのご協力のもと、双葉の復興を願って作成された六角凧が大空にあがりました。夕刻には、音楽ライブやキャンドルナイトが催され、会場の皆さまとともにメッセージを書いたキャンドルを灯しました。
9月1日、原子力損害賠償紛争審査会の視察に同行するとともに、要望書を手交しました。いまだに避難を余儀なくされている多くの町民の皆さまの想いを伝えるため、審査会の皆さまには、現地をご覧いただき、町民の皆さまの声に耳を傾け、引き続きしっかりと御審議いただくように岩本久人議長とともに強く要望しました。
10月3日から、県内外8会場で町政懇談会を開催いたします。町政について町民の皆さまの率直なご意見やご要望をお伺いし、今後のまちづくりに反映してまいりたいと考えておりますので、お近くの会場にぜひお越しください。
朝夕は冷え込む日もございます。町民の皆さまにはお身体に気を付けてお過ごしくださいますようお願いいたします。
双葉町長 伊澤 史朗
