くらし TOPICS~しもつまニュース(3)~

■粟野英武さんが
茨城県民間自治功労者表彰を受賞
粟野英武さん(下妻乙・80歳)が、茨城県市長会主催の茨城県民間自治功労者表彰を受賞しました。
粟野さんは、平成21年7月から令和4年7月までの13年間、保護司として地域に貢献されました。研修に積極的に参加し、指導力や人間性を向上させることに努め、保護観察者への指導に力を注ぎました。また、平成28年4月から令和3年3月まで下妻市保護司会の会長、さらに茨城県西地区保護司会の副会長として、更生保護事業の発展にも寄与しています。地域住民の要望をまとめ、市と住民の架け橋としても活動してきました。
粟野さんは受賞に際し、「このような賞をいただき、ありがとうございます」と述べ、さらに最近では「下妻に訪れた方々に、この街の素晴らしさを伝え、良い反応があるとうれしくなります」と話していました。このたびの受賞、おめでとうございます。

問合せ:秘書課

■粟野寿広さんが農林水産大臣賞を受賞
全国果樹技術・経営コンクール
2月20日、東京・千代田区の法曹会館で行われた第26回全国果樹技術・経営コンクールにおいて、下妻市の梨生産者・粟野寿広さんが農林水産大臣賞を受賞しました。これを受け、2月21日に粟野さんは市役所で菊池市長を表敬訪問しました。
粟野さんは茨城県最大級の4.1haの梨園を経営し、下妻甘熟梨のブランド力向上に貢献しています。また、ジョイント栽培を導入し、持続可能な大規模経営を展開。下妻の梨産地で初めての常時雇用を実現し、新規就農者の育成にも力を入れています。
受賞の報告で粟野さんは、受賞の喜びを語るとともに、下妻の梨産地の発展に向けた展望を述べました。今後も地域農業者の模範としての取り組みが期待されます。

問合せ:農業政策課

■鈴木秀史さんがスマート農業で
「飼料用米多収日本一」コンテスト受賞
2月5日、鈴木秀史さんが下妻市役所を訪れ、市長に令和6年度「飼料用米多収日本一」コンテストでの茨城県農業再生協議会長賞受賞を報告しました。
鈴木さんは、農業未経験でしたが、父の体調不良をきっかけに農業の道を選びました。開始当初は農業機械の操作に苦労し、作業の労力が多くかかってしまっていたことから、2022年にロボット田植え機を導入し、作業の効率化を図ってきました。現在、鈴木さんは限られた労力の中で、収量性を維持しながら、規模拡大に対応するため、ロボット田植え機のほか、生育診断システムの情報を参考にドローン追肥を行うなど、積極的にスマート農業機械の導入を行っています。
また、大宝地区生産組合の一員として、麦・そばの共同事業にも積極的に取り組んでおり、地域農業の発展に貢献しています。鈴木さんの今後のさらなる活躍が期待されます。

問合せ:農業政策課

■未来を切り拓く力を育む
下妻第一高等学校の探究活動
2月20日、県立下妻第一高校(生井秀一校長)において「探究活動成果発表会」が開催されました。この取り組みは、変化の激しい現代社会を生き抜く力を育むことを目的としており、1学年と2学年の生徒たちがそれぞれの研究成果を発表しました。
2月13日に開催されたポスターセッションでは、生徒たちが独自のテーマに基づいて研究を行い、その成果をポスター形式で展示しました。審査員には楽天グループ、LINEヤフー、千葉大学の大川准教授などが参加し、独自性、説得力、表現力を基準に評価を行いました。
その後、優秀企画に選ばれた6グループがそれぞれ7分間のプレゼンテーションを行い、質疑応答で審査員との活発なやり取りが展開されました。優秀賞を受賞したデジタルシップのチームは、校内の情報共有や授業変更に関する問題点を指摘し、教員や生徒の負担軽減を目的としたウェブサイトを開発したことを発表しました。さらに、同サイトをこの日にリリースし、「今後もアップデートを重ねて機能を高めていきたい」とコメントしました。
この発表会は、高校生の探究心と創造力を育む貴重な機会となりました。今後のさらなる活動に期待が寄せられています。

■高校生のための企業見学バスツアーを開催
3月4日、6日、11日の3日間にわたり、市が主催する「高校生向け下妻市企業見学バスツアー」が市内工業団地に立地する企業9社が参加し、3つのコースに分かれて開催されました。
32名の高校生と保護者が参加し、企業の方々の話に真剣な表情で耳を傾けていました。参加した高校生からは、「働く環境が整っていて、こんな企業で働きたいと思いました」といった声が寄せられました。
下妻市では、立地企業の雇用支援の一環として、今回のバスツアーの他にも、6月中旬に合同企業説明会を開催する予定です。今後も、若者の雇用促進に向けた取り組みを続けてまいります。
【参加企業】
(株)LIXIL、岡部(株)、新光電子(株)、(株)三五関東、(株)オートウェイ、ELAPSC合同会社(エスティローダー)、ニチアス(株)、SMC(株)、(株)AandDマニュファクチャリング

問合せ:企画課

■4月から市役所の組織が変わります
◆新設される組織
○こども家庭センター(子育て支援課)
全ての妊産婦、子育て世帯、こどもに対し、母子保健・児童福祉の両方の視点から一体的な相談支援を行う組織を設置しました。
○産業振興室(農業政策課)
複数の課にまたがっていた道の駅管理業務を一元化するため、農業政策課振興係を廃止し、新たな組織を設置しました。

◆業務が移管される係
○企画課ふるさと振興係➡農業政策課ふるさと振興係
ふるさと納税の返礼品として人気の高い農畜産物のPR などにより、ふるさと納税を一層推進していきます。

◆名称が変更となる課
○学校教育課➡教育総務課
○指導課➡学校支援課
担当する事務の内容が分かりやすく推測しやすいものとするため、課の名称を変更しました。

問合せ:企画課