- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県下妻市
- 広報紙名 : 広報しもつま 令和7年10月号
承久2年(1220年)に創建され、鎌倉時代に起源を持ちます。1213年の和田合戦で敗れた三浦荒次郎義忠が東北へ逃れる途中、この地で親鸞聖人の法談を聞き、弟子となり法名「明空(みょうくう)」を授かりました。境内には県指定文化財の木造聖徳太子童子像や市指定文化財の横巻御絵伝など、多くの貴重な寺宝が収められています。
また、親鸞聖人お手植えの樹齢約800年の菩提樹や、明空房(みょうくうぼう)が植えた同じく約800年の柊が市の天然記念物としてあります。さらに、塔碑には親鸞聖人や明空房の歌碑、長塚節の自筆歌碑、そして天狗騒動で戦死した下妻藩士や水戸藩士の墓石も安置され、歴史の重みを感じさせます。
※詳しくは本紙またはPDF版をご覧ください。
※次回は「五所神社」を紹介します。
