くらし 令和7年度施政方針当初予算の概要(1)

「安全安心なまちづくり」「健康で快適な市民生活の実現」「少子化人口減少対策」「活力ある産業づくり」の4つの重点施策と、国が推進する「デジタル化」「カーボンニュートラル」の取り組みについて力強く推進するとともに、効果的かつ効率的な行財政運営に努めます。

■ここがポイント!令和7年度の主要な取り組み
「魅力あふれる常陸太田」を、より住みやすく、次世代に負担を残すことなく継承し、市制施行100周年・合併50周年へつなげ、市民の皆さまが住んでよかったと思えるようなキラリと輝く未来への新たな一歩を踏み出します。
具体的には、「新総合体育館」や東部土地区画整理事業用地の「官民連携複合施設」の整備、自動運転EVバスの自動運転レベル4運行に向けた取り組みを着実に進めるとともに、常陸秋そばリブランド化の推進や、新たに、次世代を担う子どもたちの本市への郷土愛を醸成するため、「未来の常陸太田を創造する心を育成するプロジェクト」の始動など、本市の「輝く未来への新たなステージ」に向けた取り組みを進めます。

▽POINT1/安全安心なまちづくり
(1)災害に強いまちづくり
・近年の集中豪雨等による災害に備え、急傾斜地・道路法面対策および内水対策を継続して実施します。内水対策については、排水ポンプ車を安全に活動させるために、源氏川堤防改良舗装工事を実施します。
・洪水ハザードマップを更新するとともに、内水ハザードマップを作成します。
・新規!避難行動要支援者への支援強化として、支援者に避難支援の可否を迅速に確認するため、災害時の電話一斉配信サービスを導入します。

(2)持続可能な地域交通体系の構築と利便性向上
・予約型AI乗合タクシーの車両数を増やし利便性の向上を図るとともに、自動運転バスの運行により環境にも配慮した交通システムの構築を推進します。
・市道0139号線整備事業については、引き続き強力に推進します。

(3)上下水道の整備
・計画に基づき、施設および管路の耐震化を推進するとともに、老朽化した施設等の更新により、災害時も安定した供給ができるよう適正な管理を行います。

▽POINT2/健康で快適な市民生活の実現
(1)健康寿命の延伸
・フレイル対策を引き続き実施するとともに、健康づくり活動に参加する市民に対し、「長生きじょうづるさん健康ポイント」として、市のデジタル通貨ポイントを付与することにより、健康寿命の延伸に取り組みます。

(2)運動施設の充実
・スポーツ活動の中心拠点として新総合体育館の整備を進めるとともに、大里ふれあい広場プールの長寿命化改修工事を実施します。
・水府スポーツ広場が4月末にオープンします。
*運動広場は7月オープン予定