- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県笠間市
- 広報紙名 : 広報かさま 令和7年7月号
■笠間・岩間笠間市に観光に訪れた外国人とお顔を拝見してお話をしてみました
笠間市に観光に訪れた外国人に登場してもらい、訪れたところ、笠間市の地域の人との交流、ランチやカフェで食べた笠間のおすすめ料理、お土産のこと、将来行ってみたい観光地などを語ってもらいます。
▽ボースデヴィコンナさん
出身地:インド ベンガル州 ゴルカタ
現住所または宿泊地:つくば市
観光したところ:盆栽庭園、月崇寺(ファゴットとピアノのコンサート)、笠間工芸の丘(クラフトギャザリング)
Iは国際交流協会の聞き手
Fは外国人の声です。
では、さっそく始めましょう。
I:こんにちは。笠間は初めてですか。
F:はい、初めてです。笠間で桜が見たくて来ました。
I:桜はまだ開花していないので、梅の花の盆栽を鑑賞できるご家庭の庭と、梅の花が満開の月崇寺(げっそうじ)をご案内します。今日は月崇寺でファゴットとピアノのコンサートがありますので、梅の花と音楽で、日本の春を感じられると良いですね。(当日は3月23日で、桜の開花前でした)
F:ありがとうございます。盆栽はずっと前から見てみたいと思っていました。
I:盆栽を知っているのですね。
F:はい、インドにいたとき「ドラえもん」の漫画で読みました。登場人物の隣の家のおじいさんの趣味が盆栽で、日本では不思議な植物の育て方をするなと思っていました。大学院では日本建築の研究をしているので、日本建築と盆栽の飾り方に興味があります。実際に盆栽を見られるとは思ってもみませんでした。とても嬉しいです。
I:梅のほかにも松や新緑のもみじがありますので、説明を聞きましょう。
F:盆栽の世界に感激しました。とても勉強になりました。
I:月崇寺の梅の花はどうですか。
F:木の幹の古さに風合いがあり、満開の梅の花が優雅で、とても良い香りです。
I:コンサートは、ファゴットとピアノの洋楽器でした。曲目は日本のメロディーも多く、楽しめましたね。
F:はい、私の知っている日本の曲もありました。
I:それは、坂本九(さかもときゅう)さんの「上を向いて歩こう」ですね。
F:インドでもみんな知っています。とても良い曲です。
―コンサート後、笠間工芸の丘で開催されていたクラフトギャザリングの会場へ―
F:ここではお土産が買えますね。着物の布を使ったブローチやペンダントが素敵です。
I:帰国はずっと先ですから、その前にぜひ何回も笠間に来てくださいね。
F:はい、またすぐ来ます。今度は笠間稲荷神社をゆっくり見たいです。
I:次回またよろしければご案内します。今日はありがとうございました。
問合せ:一般社団法人笠間市国際交流協会 木村美枝子(きむらみえこ)
【電話】090-2761-8711