くらし 叙勲受章 おめでとうございます

■春の叙勲
瑞宝単光章
藤本春子(ふじもとはるこ)さん(沓掛)
令和7年春の叙勲において、藤本春子(ふじもとはるこ)さんが瑞宝単光章を受章しました。藤本さんは昭和60年から約30年間、特別養護老人ホーム恵愛荘で介護士として勤務。在職中は、利用者が安心で快適に過ごせるよう、一人一人の心に寄り添ったケアに尽力されました。また、介護保険の理念と地域に根付いたサービスの実践に努められ、長年にわたり高齢者福祉の向上、地域の高齢者サービスの充実に貢献されました。
受章を受け、藤本さんは「施設の仲間たちや、家族に支えられての受章であると思います。本当に感謝しています」と笑顔で話してくれました。

■高齢者叙勲
瑞宝小綬章
関口衛(せきぐちまもる)さん(猫実)
昭和37年、茨城県立上郷高等学校に教諭として赴任。水海道第一高等学校、三和高等学校、古河第二高等学校、北総高等学校(現八千代高等学校)校長などを経て、平成10年に境高等学校校長として退職されました。
在職中は、魅力ある学校づくりのため学校環境整備などに励まれ、古河第二高等学校においては茨城県内初の「教養福祉課」設置を実現させました。また、北総高等学校においては茨城県内初の「普通科におけるコース制・総合選択制」を導入。校名を「八千代高等学校」と変更し、課題となっていた定員割れを解消させました。
文武両道の精神のもと、部活動においても細やかな支援を行い、多くの生徒を全国大会や関東大会出場へ導くなど、学校教育において多大な功績を残されました。