くらし 第29回 全国報徳サミット桜川市大会

「時代を超えて息づく 報徳仕法によるまちづくり」

■11月15日(金)
「全国報徳研究市町村協議会総会」がシトラスで開催され、大会宣言や次回開催地の協議が行われました。終了後、出席者は市内の尊徳ゆかりの史跡を見学し、青木堰では青木地区の大関隆司(おおぜきりゅうじ)さんから、薬王寺では住職の寂室純敬(せきむろじゅんけい)さんから説明を受けました。
その後の交歓会では、久原ひょっとこ保存会の久原のひょっとこ踊りと「桜川ヴィレッジ」リハーサルバンドによるスタンダードジャズ演奏が披露され、和やかな雰囲気のもと参加自治体の交流が図られました。

■11月16日(土)
大和ふれあいセンター「シトラス」で、第29回全国報徳サミット桜川市大会が開催され、全国から約700名が来場しました。
加波山囃子保存会による太鼓の演奏で幕が開き、報徳学習発表では、大国小5年生による寸劇や、市内の小・義務教育学校(前期課程)での児童・生徒による授業風景の投影、「夢さくら交流会」生徒による発表が行われました。
基調講演は、早田旅人(はやたたびと)さん(平塚市博物館学芸員)が「報徳仕法における公共性と再分配」と題して、青木村で行われた仕法を中心に講演しました。
パネルディスカッションでは、本協議会加盟市町の6名の首長から報徳仕法によるまちづくりの事例が述べられました。
閉会行事では、二宮金次郎のブロンズ像が次回開催地の神奈川県秦野市高橋(たかはし)市長へ手渡され「第29回全国報徳サミット桜川市大会」は、幕を閉じました。

問合せ:生涯学習課(大和ふれあいセンター「シトラス」内)
【電話】0296-20-6300