- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県行方市
- 広報紙名 : 市報なめがた No.240(令和7年8月号)
■太陽光発電システムの点検商法が急増中!!
□事例
事業者が自宅にやって来て「太陽光発電設備の点検は義務付けられている」と言われた。太陽光発電を20年近く使用している。事業者は4年に一度点検をするように言い、アンケートへの記入を勧められた。急に来訪を受け名乗らず、説明も納得できないためアンケートも書かず断った。今まで点検はしてこなかったが、点検は義務化されたのか。
□解説
全国の消費生活センターには「点検が義務化された」などと言われて、太陽光発電システムの無料点検を勧められ点検を受けた結果、太陽光パネルの洗浄等の契約を迫られたという相談が増えています。太陽光発電システムは、電気事業法や再生可能エネルギー電気の利用の促進に関する特別措置法(再エネ特措法)等の関係法令に沿って、適切に維持管理することが求められますが、点検義務の対象になるかは、再エネ特措法に基づくFIT制度・FIP制度の利用の有無や出力等により異なります。以下のポイントを押さえておきましょう。
(1)事業者から「点検が義務化された」などと言われても安易に契約せず、まずは点検の要否を確認しましょう。よくわからない場合には、太陽光発電システムの設置事業者に相談しましょう。
(2)太陽光発電システムの点検やメンテナンスの契約をする場合は、その場で契約せずに複数社から見積もりを取り、検討しましょう。
-不安なときは一人で悩まず、まずはお電話を!-
問合せ:行方市消費生活センター
【電話】0291-34-6446
月曜日~金曜日(祝日を除く)9:00~12:00、13:00~16:00