- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県鉾田市
- 広報紙名 : 広報ほこた 令和7年7月号
■フレイルとは…
加齢に伴い、心身の活力(筋力や認知機能など)が低下し、介護が必要になる一歩手前の状態を指します。フレイルは早めに気づき、適切な対策をすることで予防・改善が可能です。
地域包括支援センターでは、住民同士が支えあいながら健康を保つ「通いの場」に出向いて、フレイル予防の柱である運動・栄養(口腔機能維持を含む)等の予防講座を行っています。
■フレイルチェックの質問票結果から
令和5年度に質問票による調査を実施した高齢者153名の方の1年後を追ったところ下記の結果となりました。全体的には、約6割の方が健康な状態で、約4割がプレフレイル・フレイル状態にありますが、令和5年度と比べると約1割の方にフレイルの改善がみられました。また、体組成測定を実施した226名の方々の1年後についても経過をみることができました。資料等詳細につきましては、市HPをご覧ください。
今回、通いの場に参加していただいている方々の協力を得て、体組成測定、フレイルチェックの質問票やフレイル講座を受けてのアンケート等(※表1)を実施しました。
結果の一部を紹介させていただきますと、高齢者の方々は通いの場のほかにも活動があり、こうした活動が元気の源となって健康の保持増進に活かされていることがわかりました。
※表1令和6年度通いの場におけるフレイル予防講座の参加者及びアンケート回答者等の内訳
フレイル対策は、「予防が一番の薬」です。
「歳だから」とあきらめず、「動く・食べる・つながる」を意識し、できることから始めてみましょう。
問合せ:市地域包括支援センター
【電話】34-0011