くらし 多文化共生特集

■突然ですが、皆さんに問題です。
Q.八千代町に住んでいる外国人は、町民全体の何%?
A.町に住んでいる外国人は、現在約2,100人、人口の割合は全住民の約10%を占めています。では…

Q.一番多い国籍は?
A.国籍の内訳は、令和4年までは中国が最も多かったのが、現在はベトナムが最多となっています。また、割合の少ない国を含めると、25カ国もの外国人が住んでいて、多国籍化も進んでいます。

その中で、国籍や民族などの異なる人々が、互いに文化的背景等の違いを認め、人権を尊重し合い、地域社会の対等な構成員として共に生きる「多文化共生社会」の実現が求められています。

▽多文化共生とは
国籍や民族などの異なる人々が、互いの文化的な違いを認め、対等な関係を築こうとしながら共に生きていくこと

■外国人相談窓口を開設しています
生活の中で困ったことや、役場の手続きのことを色々な言葉で相談できます。
相談時間:午前9時~午後1時、午後2時~5時(土日祝日、年末年始を除く)
相談方法:来庁または電話
(来庁して相談する場合)相談場所…役場1階総合案内カウンター
(電話で相談する場合)秘書課地域協働係に電話…【電話】0296-48-1111(内線3520)
※火、水、金曜日は、相談員が日本語と英語で話を聞きます。相談員がいない日は、町職員が話を聞きます。
※日本語と英語以外で相談する場合は、通訳機器を使うため、役場に来庁してください。

▽相談員 坂田 徳恵さんからのメッセージ
町内に在住する外国人の方も日本人の方と同様に、希望する公共サービスを希望するタイミングで受けることができ、困りごとがあれば気軽に相談できる環境の構築を目指しています。よろしくお願いします。

■八千代町国際交流YIFA
◇日本人も外国人も安心して暮らすために
八千代町では、町民の約10%を占める外国ルーツの方々が、地域産業を力強く支える「大切な仲間」として活躍しています。私たちYIFA(ワイファ)は、その多様な文化的背景を尊重し、互いの違いを認め合いながら、誰もが安心して集えるコミュニティづくりに取り組んでいます。

◇活動の柱は「ことばのサポート」と「地域交流の場づくり」
毎週日曜日開講の日本語教室では、テキスト学習はもちろん、言葉や暮らしに関する疑問にも丁寧にお応えしています。外国人の学習者からは「ここに来ると安心して学べる」と好評です。
また、町内イベントでは国際交流ブースを設け、来場者とともに季節行事や伝統文化を体験しています。昨年末に図書館と共催したイベントでは、外国の絵本の読み聞かせや歌の披露を通じて、多文化交流の輪がさらに広がりました。

▽日本語教室を開催しています
日本語を学びたい外国人の方向けに、日本語教室を開催しています。
日時:毎週日曜日、午後1時30分~3時(年末年始を除く)
場所:中央公民館

▽YIFAのメンバー募集中
現在YIFAでは、共に活動してくださるメンバーを募集しています(学生の参加も大歓迎です)。
「何を手伝えばよいか分からない」「英語が苦手」といった心配は無用です。まずは、お気軽に役場事務局(秘書課地域協働係)までお問い合わせください。

■多文化共生セミナー「異文化理解から多文化共生へ」
日時:7月12日(土)午前10時30分~正午
場所:図書館集会ホール
定員:30人(先着順)
参加費:無料
申込方法:電話または右記二次元コードの申し込みフォームから申し込み
※二次元コードは紙面またはPDF版をご覧ください。
申込期限:7月9日(水)

▽講師
結城 史隆 氏
白鷗大学名誉教授/元青年海外協力隊技術顧問/小山市市民活動センターシニアアドバイザー/NPOみんなの学び場おやま代表/おやま自主夜間中学代表
1970年代からタイ、フィリピン、ネパールなどで長期のフィールドワークを実施。非市場社会における社会構造や国際協力が現地に与えるインパクトなどを研究している。

問い合わせ:秘書課地域協働係
【電話】内線3520