くらし 町長コラム vol.58

■まちの魅力をつくる一つの考え方
まちの魅力を支えるものに、長い歴史の中で独自に育まれた「特色ある景観」というものがあります。
近年「特に地方においては、人が住まなくなって久しい家屋が目につく。住む人がなく、荒れた状態のまま放置されているケースも多い」「休耕地に雑草どころか木が育っている。道路沿いの雑草が伸び放題で通行の妨げになっている」日常生活の中でこのようなニュースや話を耳にされているかと思います。
残念ながら、八千代町においては例外でないことは言うまでもありません。
まず、空き家ですが、現在町が確認している町内の空き家は実に364件です。これらは、放置されることで景観を損ねるばかりでなく、ひどいものになると、いつの間にかごみ屋敷になってネズミやアライグマのすみかに変わっていたり、場合によっては犯罪の温床になりかねない廃虚になっていたりもする大きな問題を抱えています。
また、雑草の問題もあります。町には「二酸化炭素と温暖化、少し雨が降ると雑草の伸びが凄い。見栄えが悪い」と言った意見が届いています。私もやたら雑草が元気だと感じています。問題は、放置しておくと木は大きく育ちますし、道路の雑草も背が高くなり見通しが悪くなる、または、歩道の幅が狭くなり車道に出ざるを得ないということなどです。「植栽が管理できないならいっそなくしてほしい」というご意見もいただいています。
人口減少、高齢化が進む中で、これらの問題は一層深刻化されることになります。
これらの深刻な問題にどう向き合うか?
八千代町は、農業を基幹産業とする町です。将来に向けて、水やみどりとの調和のとれた街並み・優れた景観が存在する街並みは、他の地域と一線を画す独自の大きな魅力になります。
美しい田園風景・農村空間を維持し保全することは、福祉や教育、雇用の場、移住・定住などを創り上げる、まちづくりの大切な影の功労者たる存在になります。調和のとれた、人にも環境にもやさしい水やみどりの存在があるまちづくり実現を考えたとき、ある会社が頭に浮かびました。(株)はなまるBASEです。
「仕事」「人手」「雇用」「持続」「スピード」etc。
これはいけるのではないでしょうか?
困った時、必要な時に便利に動ける頼りになる事業者の存在。(株)はなまるBASEが環境整備事業に乗り出す。大いに挑戦する価値がありそうです。