くらし [市民のひろば]新人さん いらっしゃい No.01

このコーナーでは、鹿沼市に1年以内に移住してきたみなさんに、現在の仕事や暮らし、鹿沼の魅力についても語っていただきます。

■安塚 久理人(やすづか くりと)さん(26歳・坂田山)
今年の2月銀座通りに居酒屋「くりたろう」をオープン。「Ginza Opera」というグループで音楽活動も行っている。

安塚さんは、佐野市出身です。音楽大学へ進学するために川崎へ引っ越し、卒業後は音楽活動と飲食業関係の二つの仕事を両立していました。
鹿沼市に移住したのは、自分で飲食業を経営したいと思ったときに、「オーケストラが盛んで、東京からのアクセスも良い鹿沼市は、音楽活動と飲食業を両立するにはすごくいいところかもと思った」からだそうです。住んでみると、「銀座通りに人が少なくてびっくりしました。でも通りの建物は、昔ながらの商店なので、造りがしっかりしていてとても魅力的です」。
今は、大学時代の友人と一緒に「Ginza Opera」というグループで、オペラにもっと親しみを持ってもらえるよう活動をしています。一方飲食業では、銀座通りに「居酒屋くりたろう」をオープンしました。若い子たちの来店も多く、「銀座通りでは、若い子たちになかなか会わないので感動しました」と笑います。
お店のメニューや、その日のおすすめなどは、毎日メッセージを入れて手書きしています。また、「わざと、メニューや栓抜きを、テーブルの数より少なく置いているんです。そうすると、貸し借りで知らない人同士でコミュニケーションが生まれます。不自由から生まれるコミュニケーションを大切にしていきたい」と、抱負を語ってくれました。