- 発行日 :
- 自治体名 : 栃木県鹿沼市
- 広報紙名 : 広報かぬま 2025年5月号(NO.1296)
■あなたのそばに~人と笑顔と地域をつなぐ~
民生委員・児童委員、主任児童委員は、地域から推薦され、厚生労働大臣からの委嘱を受けて活動しています。現任の委員は令和7年11月30日までが委嘱期間となり、12月に一斉改選が行われます。長年活躍する委員の多くが「元気づけられることも多く、やりがいがありますよ」と語ります。
そんな民生委員・児童委員、主任児童委員の活動について、3人に話をうかがいました。
◆1期目ですが、不安なく楽しく活動できています!
北押原地区 主任児童委員 宇賀神さん
Q.きっかけはなんですか?
A.「地域のために頑張ってみたら」という、義父の一言で一歩を踏み出すことができました。
Q.心に残った活動はなんですか?
A.子育てサロンで関わった子ども達の成長や、親子関係がより一層深くなったと感じた時、嬉しくて胸がいっぱいになりました。親子の笑顔が私自身の活動の原動力となっています。
◆人の為より、自分の為なんだなと思いました。
北犬飼地区 民生委員・児童委員 稲川さん
Q.活動することへの不安はありませんでしたか?
A.何をすればいいのかもわからないまま民生委員・児童委員を引き受けましたが、関係機関や先輩方に教えていただき、長く活動しています。活動を通して、色々な知識を得ることができました。
Q.心に残った活動はなんですか?
A.弁当配布で『いらないよ』と言っていた方が、『いつもおいしい弁当ありがとうね』と笑顔で言ってくれた時は、幸せな気持ちになり、人の為より、自分の為なんだなと思いました。
◆相談の際は相手に寄り添うことを心がけています。
東部地区 民生委員・児童委員 原さん
Q.心がけていることはありますか?
A.道で会ったときに笑顔で挨拶をしたり、声かけをしたりと、地域の方々とコミュニケーションを忘れないことや、相談の際は相手に寄り添うことを心がけています。
Q.やりがいを教えてください。
A.長年活動しているほっとサロンでは、体操や歌、オカリナに挑戦するなど、参加者の方々と楽しく活動しています。「いつも楽しみにしてるよ」と言っていただいたり、楽しそうに活動する姿を見たりすることが、私のやりがいになっています。
◆私たちの役割は…
1 地域の身近な相談相手です
2 地域をいつも見守っています
3 子どもとその保護者の味方です
4 地域福祉活動の担い手です
◆活動のひとコマ
自然災害発生時に、どのような対応をすべきか学ぶため、宮城県名取市で研修を行いました。
・慰霊碑を前に、語り部さんに当時の様子を語っていただきました。
・災害時の対応について実体験を交えた講話を聞きました。
5月12日~18日は「民生委員・児童委員の日」活動強化週間です。
問合せ:厚生課地域福祉係
【電話】63-2257