くらし 共に進めるSDGs~包括連携協定から広がる未来~

◆SDGsってなに?
Sustainable(持続可能な) Development(開発) Goals(目標)
SDGsとは、国連で採択された2030年までに達成する17のゴールと169のターゲットのことです。「誰一人取り残さない」という理念のもと「持続可能な世界を実現する」ことを目指しています。

問合せ:総合政策課総合政策係
【電話】83-8102

◆軸となる5つのP
17のゴールは、「People(人間)」「Prosperity(豊かさ)」「Planet(地球)」「Peace(平和)」「Partnership(パートナーシップ)」の5つのPに分けることができます。この図のようにSDGsの目標は相互関係があり、1つの目標が他の目標達成にも関わっています。

◆なぜSDGsに取り組むの?
現在、世界全体が、貧困、紛争、気候変動、感染症など数多くの課題に直面しています。日本でも、最高気温が40℃を超えるような酷暑が続いたり、今までにない大規模な台風などによる洪水被害を受けたりしています。
このように、私たちが安定して地球で暮らし続けるには、課題が山積みです。こうした課題を解決するために、世界中でSDGsの取り組みが必要となっているのです。

◆みんなでできる!身近なSDGs
◇使う電気を減らそう
誰もいない部屋の照明はこまめに消す、使用していない電化製品のコンセントは引き抜くなど、日ごろから節電を心がけることで、CO2の排出を抑制することができます。

◇フードロスを減らそう
買い物のときは、使い切れる分だけを買いましょう。すぐに食べるときは、期限の近いものを買う「てまえどり」をすることで、事業者の食品ロスを減らすことができます。

◇地元で買い物をしよう
買い物のときに地産地消を意識することで、地域経済の活性化につながるだけでなく、商品の輸送や移動にかかる環境負荷についても軽減することができます。

◆真岡で広がるSDGsの輪
真岡市ではSDGsを達成するための事業のひとつとして、市と包括連携協定を締結した学校や企業に協力いただき、さまざまな事業を実施しています。今後も締結を推進し、持続可能なまちづくりを進めていきます。

◇包括連携協定とは
市が抱える多様な課題の解決に向けて、市と企業や学校団体が複数の分野で連携し、地域の発展や市民サービスの向上を図るため締結するものです。

◇包括連携協定締結先一覧
・真岡北陵高等学校
・宇都宮大学
・作新学院大学
・文星芸術大学
・第一生命保険(株)
・大塚製薬(株)
・真岡郵便局
・あいおいニッセイ同和損害保険(株)
・明治安田生命保険相互会社
・(株)栃木DRONE STATION
(令和7年7月現在 順不同)

真岡市では、包括連携協定を締結いただける企業や学校団体を随時募集しております。

問合せ:総合政策課総合政策係
【電話】83-8102

◆包括連携協定を活用した事業(令和6年度に実施した事業の一部)
◇「市役所deフクシ」
誰もが安心して暮らせるまちを目指し、福祉の視点での新しい発見をサポートすることを目的とし、市役所本庁舎を体験場所とした「市役所deフクシ」が真岡北陵高校主催で開催されました。
車いすでの市役所探検や点字カードの作成、聴覚障がい者との交流を通して、福祉を身近に感じることができました。

◇トータルヘルスセミナー「7秒間エクササイズ」
年間を通してさまざまな分野の健康について考える、市健康増進課主催のトータルヘルスセミナーにおいて、第一生命保険(株)より講師をお招きし「7秒間エクササイズ」を実施しました。
短い時間で手軽にできるエクササイズが日常生活に取り入れやすいと好評でした。

◇「楽しく学べる交通安全教室」
あいおいニッセイ同和損害保険(株)の協力のもと、外国籍の市民の方を対象に、真岡市国際交流協会主催の「楽しく学べる交通安全教室」が開催されました。
自転車の安全な乗り方についての講話を聞いた後、シミュレーターを使い安全な乗り方を学びました。

※詳しくは本紙をご覧ください。