くらし 令和6年度 下野市決算について(1)

下野市の令和6年度の決算がまとまり、9月の市議会定例会で承認されましたので、お知らせいたします。

■決算規模と収支
令和6年度の一般会計、特別会計及び水道・下水道事業会計を合わせた決算額は、歳入総額472億922万円、歳出総額446億150万円となりました。
一般会計については、歳入総額が313億2,376万円、歳出総額が288億3,537万円で、前年度と比べて、歳入が9億3,494万円、3.1%増加し、歳出も10億6,016万円、3.8%増加し、歳入と歳出の差引額は、24億8,839万円となりました。

■一般会計
◆歳入の状況
313億2,376万円

[歳入の主な増減]
◇市税収入の減少
市民税は、定額減税の影響等から前年度に比べて1億8,227万円、3.6%の減となりました。また、市税全体の徴収率は97.9%と横ばいで推移しており、前年比での増減は見られませんでした。

◇地方交付税の増加
普通交付税は、前年度に比べて6,343万円増の38億7,882万円となりました。特別交付税は前年度に比べて1,970万円増の6億2,441万円となりました。地方交付税全体では、前年度に比べて8,322万円、1.9%の増となりました。

◇国庫支出金の増加
物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金や、子どものための教育・保育給付交付金の増により、前年度に比べて3億5,009万円、7.5%の増となりました。

◇繰入金の減少
公共施設整備基金等の基金からの繰入金が減ったことにより、前年度に比べて8,636万円、4.3%の減となりました。

◇繰越金の増加
前年度繰越金(令和5年度から令和6年度への繰越金)が前年度に比べて2,948万円、1.1%の増となりました。

◇市債の減少
緊急防災・減災事業債や臨時財政対策債等の減により、前年度に比べて1億6,340万円、15.5%の減となりました。

◆歳出の状況
288億3,537万円

[性質別]

◇義務的経費の増加
公債費が減となる一方、職員給与等の増による人件費の増、定額減税を補足する臨時特別給付金支給事業等の扶助費の増により、義務的経費全体としては前年度に比べて14億648万円、11.0%の増となりました。

◇投資的経費の減少
運動場改修事業等で増となる一方、しもつけ産業団地整備推進事業の減により、投資的経費全体としては前年度に比べて9,132万円、3.9%の減となりました。

◇その他の経費の減少
物件費や積立金が増となる一方、繰出金や補助費等の減により、その他の経費全体としては前年度に比べて2億5,499万円、2.0%の減となりました。

[目的別]

◇民生費の増加
定額減税を補足する臨時特別給付金支給事業等の増により、前年度に比べて11億8,743万円、11.9%の増となりました。

◇総務費の増加
情報ネットワーク管理事業等の増により、前年度に比べて4億3,250万円、11.9%の増となりました。

◇教育費の増加
南河内東公民館改修工事完了等で減となる一方で、運動場改修事業等の増により、前年度に比べて1億9,154万円、8.2%の増となりました。

◇土木費の減少
公園施設維持管理事業等で増となる一方で、仁良川地区土地区画整理事業特別会計繰出金等の減により、前年度に比べて1億2,911万円、3.9%の減となりました。

問い合わせ先:財政課
【電話】32-8889