- 発行日 :
- 自治体名 : 栃木県那須町
- 広報紙名 : 広報那須 令和7年6月号
■おしえて住宅改修のこと
将来の自分や家族のことを考えたとき、健康なうちに介護サービスについて学んでおくことが大切です。今月は住宅改修の利用について、住宅改修事業者が説明します。
◇介護保険を利用して自宅をリフォームすることができます
介護保険の住宅改修とは、保険を利用して被介護者が生活しやすいようにご自宅の設備を整えることです。所得によって1〜3割の自己負担額で改修できます。
リフォーム内容:
・手すりの取り付け
・段差の解消
・扉の取り替え
・床や通路の材料の変更
・便器の取り替え
・工事に付帯して必要な改修
対象者:
・要支援1・2
・要介護1~5
・介護保険被保険者証に記載されている住所地に住んでいる方
支給限度額は20万円(超過分は介護保険対象外)原則1人1回(住宅で1回ではなく個人で1回)
※介護度の変更等による例外があります。
◇住宅改修の流れ
介護保険から住宅改修費を受給する場合は事前申請が必須です。申請後、町から許可が出る前に行った工事は保険対象外です。漏れのない手続きをするためにも流れを確認しておきましょう。
(1)ケアマネジャーに相談
(2)住宅改修プラン(住宅改修が必要な理由書)の作成
(3)申請書類の提出
(4)町からの結果通知
(5)着工
◎住宅改修事業者・社会福祉士 富田雅達さん(広谷地)
つまずきやすい段差、しゃがむのがつらい和式便座、手すりのない浴室での入浴に不安を感じていませんか?住宅改修を行って環境を改善すれば、介護を受けるご本人はもちろん、ご家族の負担も軽減できます。住み慣れた自宅の生活を続けるために、どんな施工ができるか、まずはケアマネジャーに相談してみましょう。
問合せ:保健福祉課介護保険係
【電話】72-6910