くらし 第26回「市民の声」アンケート集計結果

「市民の声」アンケートは、市民の皆さんの市政や生活環境に関する意識や意見などの傾向を調査し、市政運営の参考にするものです。2年に1度、実施しています(前回は令和5年度に実施)。
今回、7月に行った第26回アンケートの集計結果がまとまりましたので、抜粋してお知らせします。
貴重なご意見を参考に、今後の市政運営に取り組みます。調査へのご協力ありがとうございました。

◆基本項目・基本調査項目
住んでいる地区・年齢・職業などの項目のほか、行政分野に関する「市民実感度」について質問しました。
「市民実感度」とは、桐生市におけるまちづくりの指針となる「桐生市第六次総合計画」の指標の一つです。各質問に対する回答のうち「大いに感じる」と「やや感じる」を合わせた、「感じる」と回答した人の割合を「市民実感度」としています。令和元年度の調査から質問しており、今後の「市民の声」アンケートでも同様の質問をして、回答の推移を見ていきます。

◇市民実感度が高い(上がった)項目
前回調査と同様、安心して水道を使えることや下水道整備については、約8割から9割と、高い市民実感度を得られました。
環境への配慮や、ごみ減量への取り組みでも、7割近くの市民実感度があり、環境への関心がうかがえました。
都市基盤の整備では、重伝建地区をはじめとする歴史的町並みを生かしたまちづくりや、周辺都市へのアクセスに関する設問について、前回調査時と比べて市民実感度(感じる)が増加しました。

「下水道や浄化槽などが整備され、快適に暮らすことができる」

「ごみの減量や資源のリサイクルを意識して生活している」

◇市民実感度が低い(下がった)項目
企業誘致や市街地、商店街のにぎわいに関する設問についての市民実感度は10パーセントを下回る結果でしたが、前回までの調査結果と比べると、市民実感度(感じる)の増加傾向も見られました。
公共交通や住環境などの整備に関する設問で、「感じない」と回答した割合が増加しました。
子育て支援や高齢者福祉などについては、前回調査時と比べて、市民実感度(感じる)が減少し、逆に「感じない」が増加しました。

「市街地、商店街はにぎわっている」

「公共交通(鉄道やバス)は利便性が良い」

※市民実感度とは、各質問に対して「感じる」と回答した人の割合
※「感じる」は「大いに感じる」と「やや感じる」の合計、「感じない」は「あまり感じない」と「感じない」の合計、「その他」は「どちらともいえない」「無回答」の合計

◆調査概要

◇市民実感度が増加した項目

◇市民実感度が減少した項目

◆個別調査項目
市政における次の15分野について、質問しました。
(1)幸福実感度(2)シティブランディング(3)生涯を通じた健康づくり(4)地域医療(5)防災(6)広報(7)きりゅう市議会だより(8)市内の移動(9)SDGs(エスディージーズ)(10)日本遺産(11)インターネット利用状況(12)桐ペイ(13)消費生活センター(14)空き家対策(15)水道事業

◆自由意見
自由意見記入欄には、295人の皆さんから、560件の意見が寄せられました。
※多くの意見(1項目につき20件以上)があった項目
(1)まちづくり・活性化(2)公共交通・交通施策(3)道路整備・管理(4)入札妨害・生活保護問題(5)全体的な市への批判・応援意見(6)市政運営(7)観光振興(8)商店街活性化(9)庁舎・施設管理(10)子育て支援 など

◆全文を読みたい人は
結果の全文を掲載した冊子は、市民相談情報課(市役所2階)、両支所、各公民館、市ホームページにあります。

問い合わせ:市民相談情報課 広聴・相談担当
【電話】32-3463