文化 私と盆栽
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- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県さいたま市北区
- 広報紙名 : 市報さいたま 北区版 2025年3月号
今年度は、令和7(2025)年、区内にある大宮盆栽村が開村100周年を迎えたことを受け、北区と密接な関係にある盆栽について、その文化を継承し、次代へつないでいく活動をしている方々の思いを紹介してきました。今月号でいよいよ最終回となります。
北区が世界に誇る盆栽文化。次はあなたが未来へつないでいく番かもしれません。
盆栽バレーで活動している田端さんにお話を伺いました。
■田端(たばた)フサさん
ボランティア団体「盆栽バレー」代表。植竹小学校の盆栽教室に関わり、また、盆栽の育て方やお手入れの相談に乗るなど精力的に活動している。平成29(2017)年には、子どもたちに盆栽文化を広めた功績で、市長から感謝状を贈られた。
◇盆栽との出会いは?
平成15(2003)年、夫とアフリカのケニアへ旅行へ行きました。その際に、寿司屋で、現地の店員さんが現地の樹(き)で作った盆栽を大切に育てて飾っていたのを見たのがきっかけです。その後も海外旅行先の街中で盆栽を見かける機会が多く、遠く離れた国の人に親しまれている盆栽を日本人の自分が知らないままではいけないと思い、帰国後、盆栽を育て始めました。
◇ボランティア団体「盆栽バレー」を立ち上げたきっかけは?
植竹小学校の盆栽教室で作ったり、大盆栽まつりで購入したり、盆栽を手にする場所は多いですが、育て方を聞ける場所は少なかったので、初心者向けの育て方やお手入れについて気軽に相談できる場所として立ち上げました。団体の名前については、IT企業が多く集まるアメリカのシリコンバレーのように、盆栽家が多く集まるこの地域全体で力を合わせて、盆栽文化を盛り上げていきたいという願いを込めています。
◇活動の今後の展望はいかがでしょうか。
活動の根幹には、まず子どもたちに盆栽文化に親しんでほしいという思いがあります。世界各国で愛されている盆栽。特に、「大宮盆栽」がブランドとして世界中の憧れとなっている中で、これから国際人として世界で活躍するために、自国の誇れる文化を知っていてほしいと思います。そして、「大宮盆栽」が北区で育った人、住んでいる人にとってのアイデンティティになるような活動をしていきたいです。
◇田端さんにとって、盆栽とは?
盆栽には、人と人とを繋ぐ力があります。盆栽をきっかけに、話す人がいる、親しくなる人がいる。こうした盆栽が繋いでくれた一つひとつの縁は、私にとって大切なもの、生きる原動力となっています。様々な可能性を秘めている盆栽。世界へ羽ばたけ、僕たち私たちの「BONSAI」。一度作ってみてください、その魅力が分かりますよ。
問合せ:北区役所コミュニティ課
【電話】669・6020【FAX】669・6161