くらし 令和7年度施政方針 基本理念
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- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県秩父市
- 広報紙名 : 市報ちちぶ 令和7年4月号
■「子どもから高齢者まで、すべての人が笑顔にあふれ、だれもがチャンスをつかめるまち」
2月26日に開会した市議会3月定例会において、北堀市長が発表した施政方針の概要「重点7項目」を抜粋してお知らせします。
■令和7年度 取り組みの基本方針
1.子育て支援策の充実
次世代を担う子どもを産み育てやすい社会の構築
・出産祝金事業(第1子12万円、第2子30万円、第3子以降50万円)
・子育て支援拠点での相談業務の充実
・ネウボラの充実による、妊娠前からの切れ目のないサポート体制(産後ケア事業等)
・妊婦等包括相談支援と妊婦のための支援給付
・学校給食費の完全無償化
・ランドセルの購入補助(限度額5万円)
・修学旅行費の補助(小学校1万円、中学校2万円)
・学校環境の整備(大田中学校校舎および尾田蒔中学校体育館の大規模改造工事)
・ICT教育の推進(1人1台の学習用端末による「個別最適な学び」の推進)
・幼児期からの英語に親しむ環境づくりの推進(ALTを公立のこども園・保育所へ派遣)
2.高齢者支援策の充実
高齢者が自立した生活を送ることができる地域づくり
・高齢者の移動支援(バス回数券の購入補助、免許返納者への助成を継続)
・後付け安全支援装置設置費への補助
・ちちぶ版地域包括ケアシステムの推進
・デジタルデバイド(情報格差)対策(スマホ教室等の開催)
3.行政改革による、さらなる財政の健全化
無駄を排除し、未来に責任の持てる財政運営
・健全な財政運営
・ふるさと納税寄附額の増加
・DXの推進による利便性の向上(「誰一人取り残さない、人にやさしいデジタル化」、「書かない窓口」)
・マイナンバーカードの普及と利用促進
・広域連携(ちちぶ定住自立圏)の推進
4.公共施設の有効活用
施設の統廃合による管理運営費の縮減・長寿命化対策・有効活用
・ファシリティマネジメントの推進
・リノベーションによる公共施設の活用
・旧秩父東高等学校の活用策の具体化
・体育施設・グラウンドの整備(影森グラウンドにクラブハウスの新設整備、文化体育センター第2アリーナの大規模改修工事設計、全国植樹祭後の秩父ミューズパークスポーツの森リニューアルの基本計画および設計)
5.地域医療・福祉の充実
市立病院の経営改善と施設の整備・地域医療体制の確保
・二次救急医療体制の堅持(「初期救急オンライン診療窓口」の開設)
・市立病院の建て替えの検討(「秩父市立病院建設計画策定委員会」での検討、「基本計画」の策定)
・産科医療・看護師の確保
・障がい福祉サービスの充実、障がい児レスパイトケアの充実
6.企業誘致と経済の活性化
地域経済の再生・「全国植樹祭」の成功
・研究機関の誘致を含めたオーダーメイド型企業誘致の推進(「秩父理研バトンゾーン」の継続、研究機関や製造業を中心に先端産業や観光産業の企業誘致)
・スマートシティの推進(大滝地域でのドローン配送・遠隔医療・共同配送の社会実装の充実)
・秩父地域が起点となるドローン航路の整備
・商店街と連携したテーマ性のある街並み形成の推進
・コロナ禍からの地域経済回復と活性化
・観光振興(魅力ある資源を活用した通年観光の推進、インバウンド誘客)
・第75回全国植樹祭埼玉2025の成功に向けた取り組み
・有害鳥獣対策の推進
・有機栽培実証実験の継続
・高校と連携した林業就業者事業の実施
・森林環境贈与税を活用した森林整備の推進と林業の活性化
・幅広い雇用機会の創出
・「ゼロカーボンシティ秩父」の推進(住宅・事業所への太陽光発電設備や事業所のLED照明設備の導入に対する補助金)
7.安心・安全に暮らせる笑顔のあふれるまち
人口減少問題への取り組みと社会基盤の整備・将来を見据えたまちづくりの推進
・人口減少問題への取り組み(女性職員による人口減少対策チーム立ち上げ)
・若者のための施策(「若者チャンス創造支援金」の新設)
・番場通りに移転した移住相談センターを拠点に、さらなる移住の推進
・「ふれあい懇談会」・「高校生との意見交換会」の継続開催
・危機管理体制の強化(防犯用品を購入する際の費用に対する補助、家庭用防犯カメラ設置の推進)
・「都市計画マスタープラン」「立地適正化計画」に基づく、まちづくりの推進
・セメント工場跡地エリアへのアクセス向上につながる都市基盤の整備
・道路インフラの整備、通学路をはじめとする交通安全を推進
・長尾根バイパス早期工事着手に向けた、県との協力
・定峰峠トンネル早期事業化への要望活動
・「健康長寿 秩父」の実現(「ちちぶ健康アプリ」・「秩父市版健康マイレージ事業」の活用)