くらし 市長コラム

先月号=1月号では「年頭のあいさつ」を申し上げたので、市長コラムはお休みしました。今年初のコラムは「市長と市議会」についてです。
市長と市議会は、よく車の両輪に例えられます。市長の提案する政策や施策、事業は、市議会の審議、議決を経て予算化されてはじめて執行できます。市長と市議会がそれぞれの役割と責任を持ちながらも協調し合う関係、それが「両輪」です。「市長になれば何でもできる」という意見もありますが、明らかに誤りです。たとえ大統領制であっても民主主義を守る観点からさまざまな制約やチェックを制度化しているのが議会制民主主義です。
また、そのために議員は存在しています。「市長になれば何でもできる」と考えることはチェックすべき議員の役割を軽んずることにもなり、議員としての役割と責任を放棄している考え方と言ってもよいのではないでしょうか。市長といえども議会との協調や合意無くしては何もできません。
そんな我々に必要なもの、それは、合理的な判断と問題を先送りしない責任感、こどもからお年寄りまで老若男女全ての市民の暮らしを支えるための創造力と実行力、そして知性と品性、優しさと愛です。
市長就任後3回目のお正月を迎えて、決意と覚悟を新たにした新年でした。改めて持てる力を総動員しながら笑顔で取り組んでまいります。

市長と議会は車の両輪

加須市長 角田守良