- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県加須市
- 広報紙名 : 広報かぞ 2025年4月号
■アーチェリー
芝野文哉(Shibano Fumiya)
平成18年7月生まれ、加須市出身
大宮開成高等学校ではアーチェリー部部長を務めた
令和6年6月に開催された第45回関東高等学校アーチェリー大会では、男子団体で5位入賞
的までの距離は70メートル。無心で構え、一定の力で弓を引く。中学から高校卒業までの6年間、アーチェリー漬けの日々を送ってきた。
中学校に入学し、憧れだったアーチェリー部に入部。仲間と楽しく練習するうち、アーチェリーに夢中になった。高校からは、厳しい練習が始まった。大会では、1試合で最大72本もの矢を放つ。一定の力で繰り返し弓を引く筋力と体力、そして自分にとって最適なフォームを身に付けるために日々矢を放ち続け、自身の強みと語る「筋力と継続力」を磨いた。
大会で好成績を残すようになり、令和6年3月には「第42回全国高等学校アーチェリー選抜大会」に出場。県内上位9名の一人として参加したその大会では「全国トップレベルの選手たちから刺激を受けた」と語る。
同年6月、部活動の集大成として迎えた「第45回関東高等学校アーチェリー大会」に出場し、団体で5位入賞を果たした。インターハイ出場の切符を逃した後の大会だっただけに「仲間と勝ち取った結果で、本当に嬉しかった」。
4月からは学習院大学に進学し、アーチェリーを続ける。目標を聞くと「インカレに出場したいです」と笑顔で話してくれた。