くらし 【特集】防災行政無線 デジタル化整備完了

防災行政無線のデジタル化整備が完了しました。
市民の暮らしと安全を守るため、さらに迅速かつ確実な情報発信が可能になった設備を紹介します。

■防災行政無線とは
市町村が整備するもので、無線を使って、防災・防犯の情報や行政情報を市民にいち早くお知らせするシステムです。
羽生市では、昭和62年から整備を開始し、地震や大雨などの災害情報や、火災情報、詐欺などの防犯情報、選挙速報などを放送しています。防災行政無線は、市役所内にある親局を操作し、屋外拡声子局や戸別受信機を通じて、市民に情報が伝達されます。

■防災行政無線のデジタル化
老朽化した設備に対応するため、令和4年度から防災行政無線のデジタル化整備を開始。左表のとおり設備の更新を完了しました。従来より雑音が少なくなり、聞き取りやすい放送が可能になりました。

■デジタル化した設備一覧
(1)親局 1台(市役所内)
(2)遠隔制御装置 1台(消防本部)
(3)屋外拡声子局 155局
(4)戸別受信機 40台(公共施設)

◇防災行政無線の伝達イメージ図
※詳細は本紙またはPDF版をご覧ください。

■デジタル化で導入された設備を紹介します‼
新たに導入された6つの設備で、緊急時でもより安全で正確、迅速な情報発信が可能になりました。
(1)非常用電源装置及びUPS(無停電電源装置)
72時間稼働できる非常用電源装置と短時間の停電に即座に対応できるUPSを導入。長時間の停電時でも、防災設備を継続して運用できるようになりました。
(2)アプリ「防災はにゅう」
スマートフォンで、防災行政無線の内容を受け取れます。音声再生や外国語表示(9言語)機能を備え、避難所などの状況も確認できます。
※市ホームページの詳細は本紙またはPDF版をご覧ください。
(3)発令判断支援システム
河川水位や雨量など、発令判断に必要な情報を自動で収集・集約する「発令判断支援システム」を導入。迅速な避難判断が可能になりました。
(4)一斉配信システム
防災行政無線の内容を、市ホームページ、メール、アプリ「防災はにゅう」に一斉配信します。
(5)クラウド型気象防災システム
市内の雨量計や河川監視カメラの映像を、パソコンやスマートフォンで、誰でもリアルタイムで確認できるシステムです。
(6)放送音選択機能の追加
気象庁の温湿度、雨量、風速情報から適切な放送音を自動選択し、聞き取りやすい音で放送します。

■消防本部 通信指令室
中村 剛幸室長
通信指令室では、消防職員が365日24時間体制で、119番通報や各機関からの災害通報を受け付け、消防隊や救急隊に迅速な出場指令を行っています。火災発生を確認すると、即時に防災行政無線でサイレン吹鳴(すいめい)を行い、市民に火災発生の放送と、消防職員・団員を招集します。被害を最小限に防ぐには、1分1秒でも早い行動が重要です。119番通報の際は、指令員が必要な情報を順に質問するので、「慌てず・ゆっくり・はっきり」とした回答のご協力をお願いします。

■消防団 本部副団長
小暮 悟さん
29歳で消防団に入り、32年間活動しています。現在、本部副団長を務め、災害時は現場で団員の安全確保と交通整理を行っています。放送設備がデジタル化整備されたことで、ハウリングもなくなり、サイレンの音も聞きやすくなりました。消防団員は防災行政無線の放送を聞き、現場に駆けつけます。1分1秒でも早く出動することが、人命救助につながります。大きな音量でご迷惑をかけることもありますが、ご理解とご協力をお願いします。

■音声合成放送の運用開始
4月1日から防災行政無線の一部放送が、機械による音声合成放送に変わります。防災情報、防犯情報、迷い人などの放送が変更対象です。火災情報など、その他緊急を要する放送は、引き続き肉声での放送となります。

■「見守り放送」の変更
毎日14時10分に流れる「見守り放送」は、4月1日からバックミュージックを廃止し、音声合成放送に変わります。なお、「見守り放送」は、土日祝日、年末年始は放送休止となります。

問合せ:地域振興課
【電話】内線224