くらし [特集]令和7年度まちづくりの方針と予算(1)

今年度は、第2次深谷市総合計画後期基本計画の実現に向け、各施策を着実に推進し、確かな成果に結びつけるための予算を編成しました。

■予算編成の3つの視点
◇安全・安心なまちづくり
主な事業:防犯のまちづくり支援事業
防犯対策に有効な設備を購入・設置したかたに対し、かかった費用の2分の1を地域通貨ネギーで補助(上限1万negi(ネギー))。

◇子育てに重点をおいたまちづくり
主な事業:幼稚園・こども館複合施設建設事業
大型遊具などを設置するこども館と、充実した幼児教育を提供する幼稚園を複合した、教育・子育てを支える魅力ある拠点を創出。

◇将来を見据えた投資
主な事業:原郷上野台線整備事業
JR高崎線との交差部のアンダーパス整備を進め、深谷の南北交通の円滑化を図る。

~令和7年度施政方針より抜粋~
○~時代の転換期を経て新たなスタートを~
深谷市長 小島 進(こじますすむ)

昨年は、ついに栄一翁が描かれた新1万円札が発行され、市民の皆様と喜びを分かち合うことができました。感謝の念に堪えません。しかし、新1万円札発行はゴールではありません。この盛り上がりを一過性のものにしないよう、栄一翁の勢いを市の魅力としてさらに発信し、市政発展につなげるよう決意を新たにしたところであります。
私は市長就任以来『深谷をもっと好きになってほしい、元気なまちにしたい』との思いを持ち続け、全力を尽くしてまいりました。今後も、初心を忘れず、『元気と笑顔の生産地 ふかや』の実現に向け、尽力してまいります。
近年の自然災害や犯罪の多発、少子高齢化や人口減少など、今後も先行き不透明な社会情勢が続く中でも、未来に向けて持続可能な行財政運営が求められております。
こうした状況に的確に対応するため、令和7年度は、『安全・安心なまちづくり』、『子育てに重点をおいたまちづくり』、『将来を見据えた投資』の3つの視点をもって、全力で市政にあたる所存であります。
栄一翁は、「目的には、理想が伴わねばならない。その理想を実現するのが人の務めである」という言葉を残しております。これは、目先の目的だけでなく、目的を達成した先に、向かうべき夢や理想を持つことが重要であるという意味と捉えております。
私は、この栄一翁の志を受け継ぎ、引き続き市民の皆様と共に『誰一人取り残さない みんながうれしい ふかや』という理想を実現すべく、全力を傾注する所存であります。

◆一般会計(市の基本的な事業を行うための会計)
一般会計 当初予算額:653億9,413万円
▽一般会計予算額の内訳


○歳入の根幹である市税のほか、国県支出金などを最大限活用するとともに、必要な費用については市債を発行するなど、財源の確保に努めています。


○歳出は市民1人当たりで計算すると、約46.5万円が使われます。子育て支援や高齢者・障害者福祉などのための民生費が全体の4割以上を占めています。
※令和7年3月1日現在の人口140,569人で計算

◆深谷市の総予算


※表示単位未満を四捨五入しているため、合計などが一致しない場合があります

○一般会計は、市の基本的な経費を扱う会計です。
○一般会計以外には、特別な目的のために使う『特別会計』、水道事業など特定の事業を経理する『企業会計』があります。

予算のことをもっと詳しく知りたいかたはこちらをご覧ください。
・一般会計・特別会計・企業会計(水道事業)・企業会計(下水道事業)
※二次元コードは本誌P.3をご覧ください。

問い合わせ:財政課
【電話】574-6632