- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県新座市
- 広報紙名 : 広報にいざ 令和7年9月号(No.1101)
■十五夜関連展示
期間:9月2日(火)~28日(日)
発見当時、県内最古と報道された「石造地蔵菩薩坐像(じぞうぼさつぞう)」(複製)を展示します。
■野火止用水開削370周年記念「未来に残したい野火止用水の風景展」
市内小学生が夏休み中に描いた野火止用水の絵を、全作品展示します。
期間:9月17日(水)~10月26日(日)
※学校ごとに期間が異なります。詳しくは、市ホームページを参照
■コラム 月待(つきまち)信仰と石造地蔵菩薩坐像
月待信仰とは、二十三夜、十五夜に月が出るのを待ち、拝む民間信仰の一つで、奈良時代の万葉集にもその歌が詠まれています。市指定有形民俗文化財の「石造地蔵菩薩坐像」も月待信仰によって造られたものです。
この像は、小型で彫りも簡素なものですが、形態・像容などから中世後期頃に造られたものと推定されていて、市内で最も古い石仏です。本像の正面には、「敬白、一結衆等、奉月待、文安三年(1446年)十月廿三日」と刻まれており、室町時代には既に庶民の間で月待信仰が行われていたことが分かる貴重な資料です。
問合せ:歴史民俗資料館
【電話】048-481-0177
※9月の休館日は、毎週月曜日、13日(土)(施設点検)、16日(火)、23日(火・祝)、30日(火)