くらし 9月1日は防災の日~いつ起きるかわからない災害に備える~

台風や集中豪雨による洪水、今後30年以内に70%の確率で発生すると言われる首都直下地震などの災害はいつ起きるかわかりません。平時から備えや心構え、身の回りにある災害リスクを事前に確認しておきましょう。

■防災訓練
・炊き出し訓練
・応急給水訓練
・土のう製作・設置訓練
・食糧・飲料水輸送訓練

災害による被害を最小限にするためには、一人ひとりの備えが必要です

■地震発生時の避難方法
震度5弱以上になると、立っていることが困難になります。揺れを感じたら、「姿勢を低くし」、「頭を守り」、「動かない」などの安全確保行動を心がけましょう。大きな揺れを感じた時、まず火を消そうとしがちですが、ガスメーターには震度5相当以上の揺れを感知すると自動的にガスの供給を停止する機能が備わっているため、無理に消そうとする必要はありません。まずは、自分自身を守る行動をとり、揺れが収まってから落ち着いて火元を確認しましょう。
また、自宅から離れる場合は、火災防止のため電気のブレーカーを切ってから避難しましょう。

■水害発生時の避難方法
台風などによる避難情報等は、5段階の警戒レベルで発令しますが、避難のタイミングは一人ひとり異なります。気象情報などを参考に自らの判断で避難行動をとるよう心がけましょう。また、避難所に行くことだけが避難と思われがちですが、自宅の2階以上への移動(垂直避難)や親戚、知人宅への移動も避難となります。

■ライフラインが被害を受けると・・・
首都直下地震によりライフラインが被害を受けると、食料や飲料水が手に入らなくなるなど、生活にさまざまな障害が生じます。復旧には多くの時間を要することから生活に必要なものを最低3日分、できれば7日分を備蓄するよう心がけましょう。

▽ライフラインの復旧予測(災害の規模によっては長引く可能性あり)

■平時からの備え
地震によるけがの多くは、転倒や家具の下敷きによるものです。転倒した家具などが避難経路を塞いでしまう場合や飛散した食器などにより避難が遅れることがあります。家具や食器棚を固定するなど転倒・飛散防止の対策をしましょう。
また、台風などによる水害発生に備え、自分の住んでいる地域の浸水の深さをハザードマップで確認し、避難方法や避難場所を事前に決めておきましょう。

問合せ:危機管理防災課
【電話】内線804