その他 新春スペシャル対談(2)

◆固定観念を捨て、一度チャレンジする
▽~鶴ヶ島市の魅力とこれから~
市長:市の魅力、好きなところはありますか。

伝輔:あまり参加できてませんが、お祭りじゃないですかね。サマーカーニバルがすごく楽しかった記憶があります。どこの地域もそうですが、お祭りが盛り上がっていると、まちも盛り上がってるなというイメージがあります。今年は「鶴フェス」もありましたよね。あれは行きたかったです。

市長:鶴フェスは大いに盛り上がりました。「鶴」には応援大使としても頑張っていただいています。

伝輔:鶴ヶ島市運動公園の芝生グラウンドで行ったんですよね。あそこでサッカーをやっていましたけど、今はすごくきれいですよね。

市長:今は近くにグリーンパークという公園ができ、多目的広場ではサッカーもできるんです。今年はそこに夜間照明をつける予定です。あの周辺では今、インターチェンジが整備され、企業を誘致しています。若い人に鶴ヶ島に住んで、鶴ヶ島で働いて、子育てしてもらえるような環境づくりを徐々に進めています。

伝輔:車を使う人にはすごく便利で、交通の便がいいなと感じます。

市長:鶴ヶ島市にあったらいいなと思うものはありますか。

伝輔:落語ができる場所があったらいいなと思います。落語だけでなく、劇場があれば何にでも使えると思います。大きすぎる必要はなく、100人規模くらいのものがあればちょうどいいのかなと。我々はこども向けの活動もよく行います。こどもたちに落語を教え、自由研究に使ってもらえるような企画を増やしてみたいです。市外からも参加できるようにして、「鶴ヶ島市いいな」、「引っ越したいな」と思えるようにしたらいいんじゃないでしょうか。以前夏休みの企画でお子さんが集まり、落語教室をしました。最後に100人くらい収容できるホールで友達などに発表をする、ということを行ったことがありました。そのようなことをいくつかの場所で行い、発表会をみんなで行えば、ほかの地域との交流もでき、良い取り組みになるのではないでしょうか。落語だとそういったアイデアが思いつきますね。
大橋市民センターで過去に落語会を行ったことがあり、そういったものも良いと思います。

市長:市内の公共施設で、女性センターや西市民センターには、ホールがありますので、そういった場所の有効活用もしたいですね。
ちなみに、都内にいたら鶴ヶ島の名前を聞くことってありませんよね(笑)。

伝輔:そうですね(笑)。車を運転してる方は知ってる方が多いですよ。ただ東京でも、地方から来ている人が多いので、「鶴ヶ島」といってもピンとこない人はたくさんいます。

市長:今はいかに鶴ヶ島市をシティプロモーションしていくかということが大きな課題になっています。SNSでも、鶴ヶ島市には公式X(エックス)がありますが、今後はそれ以外の情報発信の手段や手法を検討しています。

伝輔:私はXをベースとして使用していますが、Instagram(インスタグラム)にも同じ投稿をしています。落語世代はみんなXを使っています。ただTikTok(ティックトック)もやってますし、YouTube(ユーチューブ)もやっているんですが、TikTokは踊っている動画も載せたりしますね。投稿内容やコンテンツを変えてSNSを運用するといいのではないでしょうか。ほかには広報アンバサダーを鶴ヶ島市出身の方にお願いして、鶴ヶ島のおいしいお店を月1回程度紹介してもらうなどはどうですか。

市長:いわゆるインフルエンサーのような方に市のPRをお願いするということですね。埼玉県でも行っている取り組みです。そういった方々にお願いすることで、行政の目線では見えてこないものも発信できると思います。

伝輔:そうですね、「おいしい」とか、「店主さんが面白い」といったこと伝えるには、やっぱり慣れている芸人さんなどが一緒に行った方が、面白いものが引き出せるような気がします。鶴ヶ島は古くからあるお店なども多いので、そういった場所をどんどん出していくのもいいのではないでしょうか。そして来店した方が、鶴ヶ島のお祭りのことを知って参加してみようと思ったり、駅を使った人が駅周辺などのまちの様子に目を向けたりとか、様々な形で広がっていくと思いますね。