- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県三芳町
- 広報紙名 : 広報みよし 令和7年4月号
■主な事業紹介
これが今年度の三芳町だ!
◇PICK UP
01 デフリピックを通して共生社会の実現へ
~ろう者のオリンピックを応援~
第1回デフリンピックの開催から100年目を迎える今年、日本で初開催となる「東京2025デフリンピック競技大会」が開幕します。町では、障がいのありなしに関わらず多様な人が互いに支えあう「共生社会」を実現し、誰ひとり取り残さない「ウェルビーイングのまちづくり」をめざします。また、町ではマレーシアのデフリンピック選手団の事前キャンプが行われる予定です。選手の皆さんが、万全の体制で競技当日を迎えることができるよう支援するとともに、マレーシア選手と住民の皆さんの交流する機会や全小中学生や住民がデフリンピックを観戦する機会の創出も行います。
◇PICK UP
02 95cmの目線からみえる子どもにやさしいまちづくり
~みんなでつくる子どもの幸せ~
昨年度、日本ユニセフ協会CFCI委員会より「ユニセフ日本型CFCI候補自治体」の承認をいただきました。今後2か年をかけて、「ユニセフ日本型CFCI実践自治体」に向けて「95cmの目線」、「わかりやすく、子どもへの配慮がなされた」子どもの目線で施策を策定し、実践していきます。様々な施策を子どもの目線でブラッシュアップするため、子どもの声を聴き、それらを具現化するとともに、子どもの意見表明の中から町の施策に反映できる事業に対して、その費用の補助を行います。子どもの行政への参画を促進するために「子どもまちづくり会議」も設置を予定しています。
◇03 「共創」のまちづくり
~町の魅力を共に創る~
共創のまちづくりを実現するため、自由に意見を語れる「共創のまちづくりプラットフォーム」を立ち上げました。住民、企業、団体等と協議し、プラットフォームの活動を活発化させ、まちづくりのアイディアを募っていきます。
◇04 国際交流
~文化や教育で交流~
グローバル社会の進展に対応できる力を育むため、中学生のマレーシア派遣を継続し、以前相互交流のあったオーストラリアへ親善大使を派遣します。また、オランダはオンラインによる現地校との交流を実施します。
◇05 学校のトイレ・空調整備
~学校生活に安心を~
授業での使用のほか、地域の指定避難所の学校の体育館。今年度で全小中学校体育館の空調整備が完了予定。藤久保中学校ではトイレ改修を行います。また、学校への不審者の侵入対策のため、小中学校に防犯カメラを設置していきます。
◇06 子どもが自分らしく
~未来を切り拓く力の育成~
自分らしく幸せに生きるために「三芳町家庭教育宣言」をもとに事業を継続。全小中学校で「三芳町未来探究プレゼンテーション大会」を開催します。また、子どもの声を活かした校則の見直しを行い、社会へ参画する態度を育てます。
◇07 共生社会
~多様なあり方を認め合う~
今年度も共生社会実現のため、引き続きLGBTQ+に関する理解促進と宣誓制度の周知に努めてまいります。また、在住外国人の方々へ向けた、日常生活に必要な支援や交流に関する事業を実施し、多文化共生社会を目指します。
◇08 シティプロモーション
~町の魅力を発信~
シティプロモーションサイト「わが街ポータル」で情報発信や地域活性化へ。「ふるさと大使」との連携を強化し、町イベントなどで活躍していただきます。また、「広報みよし」、各種SNS、動画等を活用し町の魅力を発信していきます。
◇09 よみ愛・読書のまち
~豊かな読書活動を~
「よみ愛・読書のまち」をさらに推進し、生涯にわたり読書の喜びを共有できるまちづくりに努めます。また、読書の動機づけや学校等との連携を行うとともに、藤久保地域拠点施設での新図書館開館に向け、準備を進めます。
◇10 芸術文化の推進
~心豊かに充実~
昨年は芸術祭を春と秋に拡充し、若手の育成のための「みよしアフタヌーンコンサート」を毎月開催することで、芸術文化に触れる機会を提供しました。今年度も、「芸術文化推進基本計画」の推進プログラムを着実に実施していきます。
◇11 スポーツの促進
~スポーツに親しむ~
モルックやラケットテニスなど誰もが楽しむことのできるニュースポーツ大会や、大崎オーソル埼玉による学校での事業を開催します。スケートボード人気の高まりを受け、総合体育館北側にスケートボード場の整備を行っています。
◇12 文化財の保護・保存
~町の歴史を受け継ぐ~
文化財を保護・保存するため、歴史民俗資料館で文化財の調査・保存・修復・展示公開を行うとともに、文化財解説板の更新や広報などを通じて情報発信を行っていきます。また、ボランティアを活用した事業に取り組みます。
◇13 多様な学びの推進
~主体的・対話的な学び~
非認知能力の育成や探究的な学びなどの取り組みをまとめた「MOVEプラン」を推進します。また、現在、中学校に設置している教育支援室を小学校にも設置することで、不登校児童生徒の支援を充実させます。
◇14 子育て支援
~健やかな成長と幸せを~
今年度も引き続き、「こども家庭センター」を稼働し、一体的に相談支援を実施。また、ひとり親家庭や養育支援が特に必要な家庭等対して、関係機関と協力して子どもの居場所を提供し、誰一人取り残さない包括的な支援を実施していきます。