くらし 毛呂山町が給水開始60周年を迎えました!
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- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県毛呂山町
- 広報紙名 : 広報もろやま 令和7年10月号 No.1021
毛呂山町の水道事業は昭和38年に創設され、昭和40年に給水を開始してから今年で60周年を迎えました。自己水源を毛呂川・大谷木川・浅井戸に求め、平成3年から埼玉県水道用水供給事業により県水を受水するなどして、安定した水道水の供給に努め、以来、毎日の暮らしや産業に欠かせない水道水を送り続けています。
■水道事業の歴史
昭和38年 広域簡易水道事業創設認可
昭和40年 給水開始/毛呂本郷地区など
昭和43年 第1期拡張事業(計画給水人口13,100人)
昭和45年~47年 第2期拡張事業(計画給水人口30,000人)
昭和51年~53年 第3期拡張事業(計画給水人口33,000人)
昭和55年 鎌北簡易水道事業創設
昭和60年~63年 第4期拡張事業(計画給水人口36,100人)
平成元年~ 第5期拡張事業(計画給水人口43,200人)
平成22年 第5期拡張事業一次変更(鎌北簡易水道事業の統合)(計画給水人口39,200人)
平成23年 紫外線処理施設完成(苦林浄水場内)
令和7年 給水開始60周年(毛呂山町合併70周年)
■年間総配水量・年間有収水量・給水人口の推移

近年では水道事業を取り巻く社会環境は、人口減少や節水機器の普及などによる水道料金収入の減少、水道施設の老朽化に伴う更新需要の増大など、厳しさを増しています。
年間総配水量:浄水場や配水場から各家庭などに送り出した一年間の水量
年間有収水量:料金として収入があった水量
■安全で安定的な水道事業を持続するために
全国的な問題として、暮らしを支えるインフラ(社会基盤)の老朽化による大規模な事故が相次いでいます。
毛呂山町においても水道管の総延長202kmのうち、約24%にあたる約49kmが法定耐用年数とされる40年を超過しています。特に衝撃に弱い石綿セメント管が約16km残っていることから、耐震強度の高いダクタイル鋳鉄管(ちゅうてつかん)への取り替えを優先して老朽管の更新を計画的に進めています。
毛呂山町では、配水量に対する有収水量の割合を表した有収率が92.2%(令和6年度)であり、漏水などによる無収水量を減らし、より効率的な事業経営を目指す必要があります。
今後も、安全で安定的な水の供給ができるよう施設の維持管理に努めてまいりますので、水道事業に対してご理解、ご協力をお願いいたします。
問合せ:役場水道課
【電話】295-2112(内線160)
