- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県鳩山町
- 広報紙名 : 広報はとやま 令和7年7月号
災害時には、一人ひとりが自ら取り組む「自助」、地域や身近にいる人同士が助け合って取り組む「共助」、国や地方公共団体などが取り組む「公助」の3つが重要です。いつ起こるかわからないもしもの災害に備えて、いつもの生活が自然に防災となるように、日頃から備えましょう。
■自助のために、何をどれくらい備えればよいのかわからない。
水・食料の備蓄は、ライフラインの復旧に時間がかかることなどから、最低3日分、できれば1週間分の家庭備蓄が望ましいとされています。
1週間分と言われると、とても難しく感じてしまうかもしれませんが、普段の食品を少し多めに買い置きしておき、賞味期限が古いものから消費し、消費した分を買い足す方法(ローリングストック)が備蓄のコツです。
●災害時に備えた備蓄品の例
・飲料⽔…一人1日3リットルを目安に、3日分を用意
・⾷品…ご飯(アルファ米など一人5食分を用意)、ビスケット、板チョコ、乾パンなど、一人最低3日分(できれば1週間分)の食料を備蓄しておきましょう。
・下着、⾐類
・トイレットペーパー、ティッシュペーパーなど
・マッチ、ろうそく
・カセットこんろ
・ビニール袋、ごみ袋
・ラップ、アルミホイル
■自治会の会長ですが、共助の取り組みについて何をすればよいかわからない
まちづくり出前講座を実施しています。また、県が設置している「能美防災そなーえ埼玉県防災学習センター」では災害への備えを楽しく学べるので、訪れてみるのもいいですね。
●出前講座
まちづくり出前講座では、防災の担当職員が町内へ出向き、防災に関する情報などについてお話しします。お気軽にご相談ください。
対象:自主防災組織、事業所、学校など
内容:家庭内備蓄について、避難所運営ゲーム(HUG)、自動ラップ式トイレの体験など
●能美防災そなーえ 埼⽟県防災学習センター
災害に強い地域づくりのため、地震や暴風などの災害時の対処方法を楽しく体験・学習いただける施設です。
開館時間:午前9時~午後4時30分(入館午後4時まで)
⼊館料:無料
休館⽇:毎週月曜日(祝日開館・翌日休館)
場所:埼玉県鴻巣市袋30番地
※詳しくは、県ホームページをご確認ください。
■令和7年度鳩⼭町防災訓練を実施しました
令和7年6月1日に鳩山町地域包括ケアセンターにおいて、鳩山町と楓ヶ丘三丁目町内会を中心に、西入間広域消防組合と鳩山消防団(水防団)が連携して、土砂災害を想定した防災訓練を実施しました。
災害はいつどこで起こるかわかりません。訓練などを通じて、日頃の備えと正しい知識をつけることが重要です。
問合せ:役場総務課
【電話】296-1214