くらし 救急車の適正利用をお願いします(1)

〔必要なとき、ちゃんと来るために。〕
令和5年中の9,377件と比べ、474件減少したものの、救急車の利用者の半数以上が、入院の必要のない「軽症」です。
出場件数が増加すると、一分一秒を争う救急現場への到着が遅れてしまう恐れがあります。119番通報をする前に救急車が本当に必要なのか、自家用車やタクシーなど一般の交通機関を利用できないか、もう一度お考えください。
救急車は限られた資源です。本当に救急車を必要としている方のために、適時・適切な利用にご協力をお願いします。

令和6年中の救急出場件数は8,903件
1日平均 約24.4件

■9月9日は救急の日です~救急車の適正利用にご協力を!~
◆救急車を呼ぶか迷ったら3つの窓口。
・救急安心電話相談
・こども急病電話相談
・全国版救急受診アプリ(Q助)

◇救急安心電話相談(#7119)
急なケガや病気をしたとき、救急車を呼んだ方がいいか、今すぐ病院に行った方がいいかなど、判断に迷ったときに、看護師などがアドバイスします。
受付時間:
・平日・土曜日 午後6時~翌日午前8時
・日曜日・祝日など 午前9時~翌日午前8時

◇こども急病電話相談(#8000)
急に子どもの具合が悪くなったとき、どのように対処したらいいか、すぐに病院に行った方がいいかなど、看護師や小児科医などがアドバイスします。
受付時間:毎日 午後7時~翌日午前8時

◇全国版救急受診アプリ(愛称「Q助(きゅーすけ)」)
急な病気やケガをしたとき、該当する症状を画面上で選択していくことで、緊急度に応じた必要な対応が緊急性をイメージした色とともに表示されます。また、119番通報・医療機関の検索・受診手段の検索もできます。

◆マイナ救急が始まります!
~マイナ保険証で、正確な情報と安心を。救急搬送の負担を軽く。~
消防本部では、救急現場でマイナンバーカードを活用する「マイナ救急」を10月1日(水)から開始します。
現在、救急隊員は、搬送される傷病者の氏名や生年月日などの基本情報に加え、かかりつけの医療機関や服用中の薬など、さまざまな情報を本人や付き添いのご家族などから聞き取っています。
「マイナ救急」では、マイナ保険証をカードリーダーで読み取ることで、受診歴や処方された薬などの正確な情報を救急隊員が照会できるようになります。これにより、傷病者やご家族の負担が軽減されるほか、搬送先の医療機関への情報提供もスムーズになり、救急業務のさらなる効率化と質の向上が期待されます。
※傷病者が意識を失っているなど、本人の同意を得ることが難しい場合でも、状況に応じて情報を閲覧することがあります。
皆さんのご理解とご協力をお願いします。

◇実施隊 消防本部 救急隊(5隊)〔マイナ救急流れ〕
(1)傷病者が情報閲覧に同意する
(2)マイナンバーカードを読み取る ※暗証番号の入力不要
(3)隊員が医療情報を閲覧する
(4)より適切な処置や搬送先医療機関の選定につながる

問合せ:警防課
ホームページ番号:3857・4041・12724
【電話】0438-23-9184【FAX】0438-23-9096