くらし 知ろう!減らそう!佐倉市のごみ(1)

「ごみ」の問題は、私たちの生活に直結しています。分別方法が間違っていたり、ルールが守られていないと、収集時の作業員のけがやごみ処理費用の増加につながります。反対に、分別やルールが守られていれば、資源として売却できる量が増え、売却費用は市の財源となります。
ごみの問題は、地球環境にも影響を与えます。私たちの暮らしを守るため、一人ひとりにできることを一緒に考えてみませんか?

■佐倉市のごみ事情をデータでチェック!
◆ごみの排出量
佐倉市
年間
4万7747t
(令和5年度・事業系ごみを含む)

市の生活系ごみにおける1人1日当たりのごみ排出量は、県平均に比べて少し多くなっています。日頃から、ごみの減量を心掛けることが大切です。

▽1人当たりの1日の量にすると?
・佐倉市 578g(令和5年度・生活系ごみ)
・千葉県 501g(令和4年度・生活系ごみ)

◆生活系ごみの内訳

※「生活系ごみ」には、家庭から出るごみのほか、事業者から出る事業系ごみの一部が含まれます

もやせるごみは、84%と高い割合になっています。その中には、ペットボトルや食品のトレーなど、分別すれば資源物になるものも見受けられます。

◆佐倉市のごみ排出量の推移(事業系ごみを含む)

市民の皆さんのご協力により、令和3年度ごろから、ごみ排出量は減少傾向にあります。今後も、ごみの減量と分別にご協力ください。

◆ごみの処理にかかる費用
令和5年度、市のごみ処理にかかった費用は、約15億円です。
費用の主な内容は、収集運搬費、清掃工場運営の負担金、人件費、資源物の中間処理費、し尿処理施設運営の負担金などとなっています。

▽ごみ処理費用
佐倉市のごみ(令和5年度佐倉市)
年間 約15億2521万8千円
市民1人当たり 約8900円

■「4R」でごみを減らそう!
4Rとは、「リフューズ(Refuse)」「リデュース(Reduce)」「リユース(Reuse)」「リサイクル(Recycle)」の4つの頭文字を取った言葉で、ごみを減らすためのキーワードです。一人ひとり、今日できることからやってみましょう!

▽リフューズ
□不要なレジ袋を断る
□過剰包装を断る

▽リデュース
□簡易包装の製品を選ぶ
□詰め替えできる商品を購入する

▽リユース
□リターナブル瓶(繰り返し使える瓶)を使用する
□マイボトルを持参する

▽リサイクル
□リサイクル品を購入する
□適正な資源ごみの分別を行う

■NEXT
2ページでは、具体的な分別の例などを紹介します。