- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県東金市
- 広報紙名 : 広報とうがね 2025年9月1日号 No.1373
■国勢調査で100年前の様子が分かる
国勢調査は1920 (大正9) 年から始まりました。5年ごとに行われ、2025(令和7)年は22回目。今との比較もできます。
■あなたの回答が東金市の未来をつくる
国勢調査の結果は、計画の策定や行政上の施策など、未来に向けて幅広い分野で活用されます。
その一つとして、どの地域に住む人にも一定の行政サービスが提供されるよう国が配分する、地方交付税の算定にも使われます。「その地域に実際に住む人口」などを基準に算定し、自治体に交付するため、国勢調査で調査漏れなどがあると、自治体は行政サービスに必要な財源を確保できなくなることもあります。
皆さんの回答が、まちづくり施策の支えになります。
■コンビニの出店計画にも使われる国勢調査の結果
コンビニやスーパー、飲食店などの売り上げを左右する大きな要因の一つに「立地」があります。店舗の立地が悪いと、売り上げはなかなか上がりません。また、一度作った店舗を閉め、別の場所で新設するのは大きなコストを伴うため、出店を計画する際は、慎重に立地を検討する必要があります。
そこで、立地の検討に当たっては、まず出店を計画している地域内の人口、男女・年齢別人口、昼間人口・夜間人口(*)、世帯数、単身世帯数、学生数などの基礎的な情報を踏まえることが必要です。その際には国勢調査などの統計調査結果が用いられることがあります。
*国勢調査の結果では、それぞれの人が住んでいる場所(常住地)のほか、通勤・通学先(従業地・通学地)で集計した統計も作られています。常住地による人口は、人が寝泊まりする場所での人口となるため、「夜間人口」と呼ばれます。また、従業地・通学地による人口は、昼間に活動している場所での人口となるため、「昼間人口」と呼ばれます。
■interview 統計調査員 真行寺(しんぎょうじ)靖子(やすこ)さん
・今回とっちーにレクチャーしてくれたのは…
初めて統計調査員として活動したのは、22歳のとき。以来、さまざまな調査に携わってきました。
心がけているのは、相手の気持ちや都合に合わせてコミュニケーションをとること。調査に対して、初めは嫌な顔をしていた方が、最後は理解を示してくださったときは、とても嬉しいですね。調査をきっかけに、気軽に挨拶を交わす仲になった方もいます。犬のいるお宅などは、吠えるのも犬の仕事と思い、「頑張っているのね、えらいわね」と話しかけてお邪魔したりします。敷地内で放し飼いしているときは、門の外からお声掛けすることもあります。プライバシーが気になる方は、インターネット回答がおすすめです。紙の場合は、郵送や、封をしての提出もできますよ。より良い統計結果になるよう、皆さんに合った方法でご回答をお願いします。
■回答方法や調査票の記入など、調査のことで分からないときは総務省の 国勢調査コンタクトセンターをご利用ください
日時:→9月16日(火)~11月7日(金)(土・日曜日、祝日も利用できます)
・ナビダイヤル 午前9時~午後9時
【電話】0570-02-5901
【電話】03-6628-2258(IP電話など)
※外国語への通訳は、三者間通話により22言語に対応します。
・チャットボット 24時間対応
【HP】https://www.e-kokusei.go.jp/chatbot/html/top.html
・有人チャット(耳の不自由な世帯) 午前9時~午後9時
【HPhttps://www.e-kokusei.go.jp/chat/html/top.html
調査員への連絡(調査票の枚数が足りないなど)や、不審な電話・訪問があった場合は企画課【電話】50-1194へお問い合わせください。
問合せ:企画課
【電話】50-1194
【HPID】13746