くらし 高齢者の暮らしを社会みんなで支える仕組み 介護保険制度とは

介護保険は、40歳以上の方が被保険者として介護保険料を納め、介護が必要になっても高齢者が地域で安心して暮らしていくことを目指すとともに、できる限り自立した日常生活を送れるよう、社会全体で支える仕組みです。介護が必要な状態の方は、要介護認定を受け、1~3割の自己負担により介護保険サービスの利用が可能です。

■要介護認定の申請
身体機能や認知機能の低下などで日常生活に支障を感じ、介護保険サービスが必要と思われたときには、かかりつけの医師に相談した上(推奨)、要介護認定の申請ができます。
申請は、本人や家族のほか、地域包括支援センターなどに申請を代行してもらうこともできます。
申請後には、本人の心身の状態について、市の調査員が訪問調査(聞き取り調査)を行います。また、市が直接、主治医に対し審査に必要な「主治医意見書」の作成を依頼します。
これらをもとに「介護認定審査会」で審査され、介護を必要とする度合い(介護度)が判定されます。
申請できる方:
・65歳以上の方
・40~64歳で特定の疾病に該当する方
介護保険サービスの使い方:
・介護保険サービスを利用するには、ケアプランを立てる必要があります。要支援1・2の方は地域包括支援センターへ、要介護1~5の方は居宅介護支援事業所へ、直接ご相談ください。

■介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業
高齢者の介護予防と自立した日常生活の支援を目的とした事業です。要支援1・2の認定を受けた方や、基本チェックリストにより生活機能の低下がみられた方(事業対象者)が利用できる訪問型サービスと通所型サービスがあります。その他、65歳以上の全ての方が利用できる「一般介護予防事業」があります。

■相談は各地域包括支援センター(高齢者の総合相談窓口)へ
・地域包括支援センター【電話】420-6070担当地区:西中学校区、北中学校区
・みなみ地域包括支援センター【電話】497-5165担当地区:四街道中学校区、旭中学校区
・千代田地域包括支援センター【電話】497-2430担当地区:千代田中学校区

■主な介護保険サービス
住み慣れた自分の家を離れることなく受けられるサービスです。
○訪問サービス

○通所サービス

○短期滞在サービス

○生活環境を整えるサービス

■地域密着型サービス
住み慣れた地域を離れずに生活を続けられるよう、地域の特性に応じた柔軟な体制で提供されるサービスです。利用者は原則市内に住民票がある方に限られます。

■施設サービス
介護保険施設に入所して受けるサービスです。入所については施設に直接申し込みます。

問合せ:高齢者支援課
介護サービスに関すること…【電話】420-7522
要介護認定に関すること…【電話】421-6127
介護予防に関すること…【電話】421-6128