健康 3月3日は「耳の日」です

一般的に加齢による聴力の低下は高音域から始まり、60歳代になると聞こえが悪くなったことを感じる人が急激に増えてきます。さらに、70歳を超えるとほとんどの音域で聞こえづらさを感じ、75歳以上では約半数が加齢性難聴に悩んでいるといわれています。
難聴になると、家族や友人とのコミュニケーション能力、危険を察知する能力などの低下につながったり、自信がなくなる、うつ状態に陥ることがあるなどさまざまな支障をきたします。

◇聴こえ8030運動
日本耳鼻咽喉科頭頚部外科学会では、80歳で30デシベルの聴力を保つための啓発活動として「聴こえ8030運動」を行っており、聞こえのセルフチェックなどを推進しています。

◇聞こえのセルフチェック
・会話をしているときに聞き返すことがよくある
・集会や会議などで数人での会話がうまく聞き取れない
・聞き間違いが多い
・話し声が大きいと言われる
・相手の言ったことを推測で判断することがある
・後ろから呼びかけられると気づかないことがある
・車の接近に全く気が付かないことがある
・テレビやラジオの音量が大きいとよく言われる
・電子レンジの音やドアのチャイムの音が聞こえにくい

一つでも当てはまる人は、まずは耳鼻咽喉科で相談してみましょう

問合せ:高齢者福祉課包括支援係
【電話】33-4593