健康 けんこう いんざい 262

■野菜、食べていますか?
市では第3次健康いんざい21〜印西市健康増進計画・食育推進計画・歯と口腔の健口プラン〜を本月中に策定する予定です。今回は、その中から食育推進計画について市の取り組む課題、野菜を取ることについてお伝えします。
市では野菜を取ることの必要性、重要性を周知するとともに、野菜を無理なく食べるための方法やレシピを紹介することで支援を行っていきます。

◇野菜が足りていない
生活習慣病を予防するために必要な野菜の量は1日350g(70g×5皿)です。
令和5年度に実施した「39歳以下健康診査」および「特定健康診査」において、5皿以上の野菜料理を食べている人は全体の8.5%と少ない状況でした。また、令和4年度に小学5年生と中学1年生に実施した、小中学校食生活アンケート(隔年実施)においても10%程度の結果となっています。
令和5年「国民健康・栄養調査」(厚生労働省)において、20歳以上の野菜摂取量の平均値は256.0gとなっており、男女とも前年より10g以上減少しています。健康のために野菜が大切なことは誰もが分かっていることですが、どの年代も目標量に届いていないのです。

◇朝食で野菜を食べよう
5皿の野菜を食べるためには、毎食野菜を取ることが大切です。朝、食物繊維の多い食事をすることは食後の血糖値を上げないためにも役立ちます。
なお、野菜ジュースは、食物繊維をかむことがないため消化吸収が促進されない、満腹感が得にくいなどがあるので、野菜は料理としていただくことがおすすめです。
市では旬の野菜を使用した簡単な野菜料理を紹介していますのでぜひご覧ください。

問合せ:健康増進課健康支援係
【電話】42-5595