くらし 住みよさ実感 ~広報レポーターが気づいたまちの魅力~

■ワーク・ライフサポートセンターって何するところ?
広報レポーター 橋本千代子(岩戸)

市役所前の交差点にあるラーメン屋さんの向かいに、ワーク・ライフサポートセンターと書かれた建物があります。いったいどんなことをしているのか気になり、主任相談支援員の小手さんと前主任相談支援員の久本さんに取材をさせていただきました。
ワーク・ライフサポートセンターでは、生活困窮者自立支援などの事業を行っているので、生活していくのに困っていたら何でも相談できる場所だとか。例えば、借金をした、家賃が払えない、病気やけがなどで働くことができない、倒産した、仕事が決まらない、公共料金が払えない、引きこもっている、家族のことで悩んでいるなど、気軽に相談しに来てほしいとのこと。相談に行くのが難しい場合には、自宅などに来てくれるそうです。
相談後には生活状況を確認したり課題を分析するなど、課題解決を目指してその人に合った支援プランや解決方法を一緒に考えます。また、必要に応じて、他の機関とも連携し支援をしてくれるそうです。そして、支援プランの実施状況などを確認し、うまくいかないときには、もう一度一緒に考えて支援を続けてくれるとのこと。困り事や課題が解決したら支援は終了ですが、一定期間安定した生活が続いているかなどフォローもしてくれるそうです。
昨年度の相談件数は161件あったそうです。久本さんは「解決のスピードと丁寧さのバランス、相談者さんと関わり続けることが大切です。水や電気が止まる前に早めに相談、そして困っていることをどうぞお話ししてください」とのこと。話を聞いて、尊い仕事内容に心が震えました。私も困り事ができた時には気軽に立ち寄り、身近に困っている人がいたらワーク・ライフサポートセンターのことをお伝えしたいと思いました。

問合せ:いんざいワーク・ライフサポートセンター
【電話】85-8267【FAX】85-8268