- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県白井市
- 広報紙名 : 広報しろい 令和7年4月1日号
現在、日本にはロコモおよびロコモ予備軍が約4,700万人いるといわれています。「ロコモ」とは、正式にはロコモティブ・シンドローム(運動器症候群)といい、骨・関節・筋肉・神経などの運動器が衰えて、立つ、歩くという移動機能が低下した状態のことをさします。
日本は世界の中でも長寿国といわれており、健康寿命(健康上の理由で日常生活を制限されることなく暮らせる期間)を長くすることがとても重要視されています。健康長寿を延ばすには、若い時から運動習慣を身につけることが大切です。
■7つのロコチェック
1つでも当てはまればロコモが疑われます
・片脚立ちで靴下がはけない
・家の中でつまずいたり滑ったりする
・階段を上るのに手すりが必要である
・横断歩道を青信号で渡りきれない
・15分くらい続けて歩けない
・2キログラム程度の買い物(1リットルの牛乳パック2個程度)をして持ち帰るのが困難である
・家の中のやや重い仕事(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)が困難である
■ロコモにならないためには
まずはこまめに体を動かしましょう。生活の中でできる工夫としては、エスカレーター使用を階段に変える、早足で歩く、歩幅を広げて歩くなどもおすすめです。
また、ストレッチやウオーキング、ラジオ体操などを生活の中で積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。特に、スクワット(下肢全体の筋力を高める)や、片脚立ち(バランス能力を高め、脚のつけ根の骨を強くする)、かかと上げ(ふくらはぎの筋力アップで転倒予防)が効果的です。
今日から始めるロコモ予防教室は6月、8月、1月に開催予定です。詳しくは広報で案内します。
問合せ:健康課
【電話】497-3494